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春の工石山 

同窓会のついでに近くの山を一登り。・・・といってもアプローチが結構大変。
50ccのバイクに乗り、7:30出発。幹線はおっかないので、たんぼ道、山道を選んで進む。
9:45 ようやく登山口の赤良木トンネルにつく。工石山青少年の家なるものがあり、体育館の
地下に当たる駐車場に置く。今日も天気は良し。

駐車場で出会った夫婦2人連れに道を尋ねたところ、登山口まで道案内。
結局出発地までひたすら同行してくれることになる。

9;52 ↓ 林道を2分歩くと工石山の案内看板。写真まで撮ってくれる。 ↓ さらに2分で本格的な登山道を登り初め。

                 左が目指す山に向かう道、夫婦連れが先導。右が隣の三辻山方向。

歩くこと15分、杖塚の休憩場につく。
ここから「高知県の山」の案内の通り進もうとすると、自分たちの当初予定のコースを変えてまでして案内
が始まる。眺めがよいので、お勧めである水平道を雑談しながら歩む。

途中途中の岩山に登り、裏戸湾を眺める。西側にはアケボノツツジが遠くに見える。
       

10:45 桧屏風岩に着く。早速登って、眼下を見る。反対側に眼をやると、そこには妙体岩も。
裏戸湾に入る船が出入りの際に目印として使った(使っている)石灰岩の岩。
       

件の夫婦連れ、よく山旅のツアーに行くらしく、この岩でも、工石山頂でも、以前に同行した方々と遭遇し、
しばし歓談に入る。

そこから約10分、賽の河原に着く。11:00 名前に反し、きれいな水が流れ、お弁当を広げるには最適空間。
ガラ場を想定していたのでちょっと拍子抜け。なんでも高知市内を突っ切って流れる鏡川の最上流点だとか。
       

ここで水平道が終わり、やや登りに入る。 所々にアケボノツツジが現れるが、花の大きさが小さく、成長不良気味。
結構な量のシャクナゲがある道をゆっくりと登る。
ただ、「つぼみが無いな」と、件の夫婦連れが言うので探してみるが確かにない。
やっと2本、8個を探し当てる。「今年は不作の年かも・・・・」との説明を受ける。

ジグザク道を30分、昔の「城」集落からの登山道に合流するとすぐに見晴台のある工石山山頂に着く。11:32
そこには一等三角点が。 「里+占+4つ点」 の「てん」

ただ、4隅が掛けていて、コンクリート補修がしてある。
山頂にはアケボノツツジの群落?。淡いピンクがアケボノツツジ、手前の濃い赤紫は別のツツジ。


タムシバもあり。花先が痛んでいるのは霜の影響?後に明らかになる。


ツツジを眺めつつ、しばし昼食&歓談、約50分の休憩
12:22発 直接北のピークに行かず、一度南方側の道を下る。途中から右に折れ、水平道となり西斜面を北上。
このコース、色々な奇景がある。2〜3m大の大岩に生えた杉の木:根っこが岩を覆い尽くしている。
途中にもアケボノツツジの眺めが良い。 薄いピンクと濃いピンク。咲いた時期が違う??
       12:27

圧巻はこれ。目通り直径50cmほどの杉 アケボノツツジ(赤矢印は幹)が1.2mほど高く絡みつき中。青矢印から下はツツジの根っこ
       12:32

そこから2分、草に埋もれた石段らしきものに遭遇。見上げると鳥居が。
着いた先には工石神社。工石山山頂と北のピークとの鞍部にあり、ほぼ中間点。12:35
そこには咲き終わりの山桜が、お出迎え。


3分後の12:41 一登りで北のピークに到着。北側の眺めが良い。
ここにもアケボノツツジがいい感じ。
しかしよく見ると、つぼみのまま堅くなって枯れていたり、咲いた花びらが黒く縮んでいたり。
「つぼみが膨らみ、冬芽の鱗片から出た後に霜にやられた」との解説を受ける。


この写真でも真ん中の花は霜の影響は無いが、右手の花は花びらの一部が黒く縮れていた。

北のピークではしばし山座同定。左から筒上山、二ノ森、石鎚山、伊予富士、笹ヶ峰、赤石山・・・・
が見えるはずだが、同定できず


写真左:伊予富士方向、写真右:笹ヶ峰方向。 寒風山は手前の山陰か?


13:01 下山にかかり、途中の岩場で北西方向の山並みを再度確認。13:10
ここにも満開のアケボノツツジが見える。


ここは西方向の視界が広がる。 この写真で唯一判る山、筒上山、二ノ森、石鎚山が判明。

南斜面の展望台が新設されたとのことで、分岐点から盛んに桧屏風岩への下りを進められたが、当初予定通り進む。
北斜面を進むと見通しの悪い樹林帯に入り、さらに下った所に八起白鷺岩がある。13:23


白っぽい岩ではあるし、見た目が白鷺の背中? ともあれ西〜北東方向の眺めは遮るもの無し。

そこから2分、風か雪で倒れた70-80本の杉の生命力、倒れたところから枝を伸ばす。

道沿いに下り、朝着いた杖塚の休憩場に帰りつく。
そこから15分後、13:55 出発点の駐車場に到着。

件の2人と別れ、再びバイクに乗り、もと来た道を返す。
帰る途中、三宝山((金剛山)に登る。といっても龍河洞スカイラインを登るだけだが、入口が閉鎖されていて入れない。
平成16年閉鎖なので5年ぐらい前か。やむなく途中にあった踏み跡をたどることにする。
道の脇にバイクを置き、けっこうしっかりした道を登ること3分で山頂の広場着。16:09

そこにはシャトーが。

東側〜南西側の眺めもそこそこ。


帰路途中から西の空を振り返ると・・・・。



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