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天城越え〜爪木崎散策

忘年登山・・・というよりハイキング。修善寺発10:40のバスに間に合うよう6:30には出発。海老名からの車中、前方
には雪煙をあげる富士がよく見える(下記写真左)。今日も天気はよさそう。小田原でTさんと合流。三島でKTさん、
Oさんと合流。Nさんとは修善寺で合流。

三島からの道すがら、斜め後方にはやっぱり富士が。電車の色つき窓ガラスを利用して青空強調の図(下記写真右)。



待ち時間中に駅中のそば屋でそばを食う。大釜で麺を湯がくこと4分、直径50cmはあろう竹笊ですくい出し、冷水に
てぬめり取り。籠に入れ直して10秒ほど暖め直してどんぶりに。5分ぐらい待たされた味は・・。食べてのお楽しみと
いうことで。

10:40発のバスにて約45分、歩き始めの「水生地下」に着く。風が強く、寒くて合羽が脱げない。
11:30前、早々に出発する。


歩き始めて7分、山葵田と川端康成のレリーフがあった。左右が杉の薄暗い道を進む。

そこからわずか歩き、水生地の橋を渡り、氷室小屋跡に足を運ぶ。上流側に氷を作った池の跡もあるが、今は落ち葉
の住処。



先行する二人に追いつくべくスピードをあげるが、結構車も登ってくる。12:06ようやく旧天城トンネルに着く。入口に
は氷柱も垂れ下がり、寒いのがよけい寒くなる。

この氷柱、北側(下記写真中)は長さが1m以上あったが、トンネル内も南側に進むにつれだんだんと少なくなり、南
口(下記写真右)では50cm弱に。ちなみにトンネル内にも氷柱あり。通過に7分。

ここからはひたすら旧道を下る。北側の道より南側の分暖か。ときおり日差しが出るとほっとする。12:37寒天橋通過。
不定期ながら土日、紅葉シーズンにはバスが通っているみたい。

程なく二階滝につく


七滝方向の標識を無視して旧道を横切る山道を下る。そこは二階滝に行く駐車場。
トイレもあるし広場もあるしで遅めの昼食。
修善寺駅で買った鰺のちらし寿司を半分、KTさんに買わせた鰺の太巻きを半分食す。
結構腹が膨れる。ポットのお茶が身体を暖める。
そこから車の多い新道の脇をひたすら下ること約1km、ようやく沢沿いの道への入口に 着く。13:30
少し下り、山葵田を眺め、まだ残る紅葉を撮りつつ(下記写真左)、ひたすら歩くと林道に出る。
思えば40年近く前、KTさんらとこのあたりから左折して山中に分け入り、道が判らなくなって、
水平道を行ったり来たり。結局、引き返し、この辺りで本道を見つけて進んだっけ。
宗太郎園地の大きな樅の木をみつつ、さらに下る。そのころは宗太郎園地なんて無くて、細い道だったような・・・。

14:15林道をはずれ、ここから滝の始まり(下記写真右)。


滝、ところどころ紅葉あり。


最初の釜滝の急な下りで足の付け根に違和感。急な登りで太ももの前にぴりぴりと痛みが走る。
続く下りもぴりぴり痛は変わらず。ペースダウンする。
みんなが紅葉撮り、五平餅買いで休み休みの移動のため助かる。最後の大滝は結構下る。
慎重にゆっくり降りてゆっくり登る。ここからさらに本道を離れ、細めの道を湯ヶ野方向へ足を運ぶ。
レモンの実を見つつ風景を楽しみつつ。途中、狂い咲きを撮るのにピントが合わず、電池切れ。
電池交換に結構時間を食ってしまう。
          

急ぎ追いかけるが、ショートカット地点目前でバスが目の前を通過してしまう。1時間待ちもしゃくなので、さらに歩いて
湯ヶ野に向かう。途中の民家の囲いの中には黒い顔した烏骨鶏(下記写真左)。続く川を渡る(下記写真右)。


結構ばててきた頃に目印の国民宿舎が見え、バス着の約5分前にようやくバス停着。そこからの夕日の成せる技を眺
める。
                     (左:16:15,中:16:20,右:16:22)

ここまで、本日の行動時間:4時間45分、歩数23000歩

河津経由伊豆急下田着。宿の迎えで宿泊地に。お出迎えのモチと茶、暖かい風呂で人心地。夕食の舟盛り・・・。



12月20日 朝、よく晴れている。思いの外、足腰の痛みは少ない。
東海上は雲が低く残り、日出は10分近く遅くなりそう。合羽の上下で重装備。
昨夜は一晩中風の音がうるさかった。屋上に出ると相変わらず強風が吹きつける。
6:30、屋上の塔の風下側で足踏みしつつ日出を待つ。
伊豆七島も左から大島、利島、鵜利根島、新島、式根島がうっすらと眺められる。
日出時刻を5分過ぎた6:50ぐらいから低い雲の頂が色づき始める。54分にはこんな感じに。


拡大すると

         写真左:6:51 写真中:6:52 写真右:6:55 


        写真左:7:01 写真中:7:01 写真右:7:03 

       
       屋上を右に左に。筆島の影が真ん中に来るように・・・・・・。

冷えた身体を朝風呂で暖め、朝食後あわただしく出発準備。爪木崎まで歩いて行けるか色々聞いたがよく判らず、送
迎バスの途中下車もままならないようで、結局伊豆急下田駅まで行く。後で2万5千分の一で調べると、外浦の海岸か
ら須崎のご用邸の回りを回って徒歩1時間半ぐらいで行けそう。

須崎(=当初計画の終着地)行きのバスがちょうど良くあり、軽食用にと饅頭を買い、バスに乗り込む。
9:35 着いた須崎バス停前の案内


海岸沿いのコースを選び出発。のどかな港町、すれ違う人が全くいない。テトラポットに海鵜が3羽いたぐらい。
やがて海岸沿いの遊歩道を山の中に分け入りひたすら歩く。
港周辺が崖崩れ危険地帯とのことで、ご多分に漏れず、遊歩道も崩れて迂回路の連続。
眺めが良い分、荒波とは無縁。


そのおかげというかなんというか、自生するアシタバがたくさん新芽を出している。
特に芽が出て5日ぐらいの若芽を専門にポキポキ。お浸し?天ぷら?・・・・。
歩くこと50分、爪木崎の見える突端でしばし休憩。お茶と饅頭と。
足元の磯では小舟でサザエ突きの実演!??

そこから約20分ようやく目的地、爪木崎の水仙畑に。まずはホテルでもらった無料の「甘酒」券を利用して身体を暖める。
露天が並ぶが、目を引くのはサンマの丸干し。きらきらしていて目に付く。買い物は後にして、水仙の群落を眺める。

結構な量の水仙。我が家の水仙は3月にならないと咲かないが、12月というのにかなり咲いている。

そこから先端の爪木崎灯台に向かう。

左:遠くから(爪木崎の見える突端から)、中:遊歩道から、右:下から


      ここでも柱状節理が見えました。なかなかの眺めです。
      

もとの広場に戻り、丸干しサンマ8匹500円(めざしの2〜3倍の容量:はらわたが苦く、ビールに合う。)を買う。
急ぎ足でバス停に向かうが、坂、階段がこたえる。

伊豆急下田駅前で昼飯、土産のきんめの開きを手に入れ、地ビール片手に電車に乗り込む。
酔っぱらいつつまた前方眺めで少々腰に来たが、2重リングも撮れた。
       

着いた伊東駅。17分停車中に駅を出て散策。特に目を引くものもなく再び構内へ。
そこには下り線に到着した電車があり、何んとなく東急線の電車の雰囲気。車両番号は8006。
8000系だ。今まで乗ってきた電車の最後尾を見ると8001。なんと1号車!!小走りに先頭まで歩み、記念撮影。
       

本日の行動時間:2時間、歩数7000歩


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