快晴 埼玉県の1等三角点の一つ。 けっこう交通不便。 着いた皆野駅でも20分ぐらい暇つぶし。バスの運ちゃんの紹介で、出発間際のバスを降り、バス停2楷の「町の 案内センター」に上がり、手作り地図やパンフレットを入手。バス内にはそれらしき服装の客が3−4人いたが、途 中で降り、登山口の門平で降りたのは我々+1。 9:14里山と自然のあり方の話をしつつ、植林帯をひたすら登り、雑木林を登り、送電線をくぐり1時間弱で鐘掛城 のピークへ。足元は雪。ややザラメ。 北側の眺めは良く、遠く谷川のスカイラインも。 ここで腹ごしらえ。 西方に城峯山を見る。 雪と泥とで凍った道を登り、大きな展望台のある山頂に着く。11:03。 山頂の展望台。 展望台の元近くに18cm角の真新しい三角点がある。 一等三角点の名山100 には展望台(上の写真のちょうど中央のところ)までの写真が掲載されている。 昔は展望台だけだったのが、いまはその上部に高くパラボラアンテナが附いたのだろうか。 眺めはよく、北側の眼下に湖、左に赤久縄、御荷鉾、諏訪山、武甲山等々。もやってて遠くは見えないが八ヶ岳辺り も見えるようだ。 そうそうに道を下り、眼下に見える城峯神社へ。途中からさらに尾根沿いに歩道が整備されており、見晴らしの良い 岩山(人一人が立つのがやっと)でまたまた腹ごしらえ。 神社に戻る途中、将門の隠岩伝説のある岩穴から帰ってきた方々と出会い、「5分で行けるよ!」との言葉と 意味有りげな含み笑い。で、行ってみると、歩2分で岩場の麓へ、そこから約7mの岩場を鎖を掴んでの直登。 KTさん撮影 登りでは気にしなかったが、人一人がようやく隠れる事が出来る岩の隙間。床部分も斜めで、常に何かに捕まって いないと滑り落ちそうな岩の割れ目。そこから先はなく、元来た鎖を掴んで引き返すのみ。 結局往復10分予定が、倍の20分かかった。立派な社殿を写真に収め、バス時間の残りを気にしつつ下山。 KTさん撮影 初めは左右に杉の並ぶ神社道。鳥居を抜け、右の林道を歩き始めたが、急なうえにブルドーザーで作りたてほやほや。 折からの雪どけでぐっちゃぐちゃのどろどろ。日影は凍って滑るし、日なたはつるつるで滑る。 路肩をあるき、道無き林間をショートカットしつつ・・・・約25分の格闘で谷筋にたどり着く。 ここからはやや水平の山道を10分弱、民家の横の道み飛び出す。 あれ!? ブルドーザーはどこから入ったの? そういえば谷筋からブルの後がない! どうも神社まで林道があったからそこから往復したか ということになった。 民家からは舗装道路。「川筋はまむしに注意」の看板はふきのとう盗難対策かな? 車の来ない舗装道から、少し大きな道に飛び出し、ひたすら歩む。 道ばたの福寿草を写真におさめる。 振り返ると、山肌にへばりつくように民家が並ぶ。石を積み上げ、平地にし、そこに畠や家、庭がある。 同行Kさんは「 まるで日本のネパールの風景」の弁。 KTさん撮影 14:36の最終バスに乗り遅れないようひたすら歩み、観光水車、福寿草自生地ののぼり、 秩父事件のゆかりの生家&碑石、あちこちにある神社、仏閣、魚釣り。泥跳ね背中のマウンテンバイク集団・・・等々、 14:22 心引かれながらもようやくバス停着。 やれやれ。 バスはほぼ満席。 約30分揺られ、皆野へ。お酒入りゼリ−5種類を買い、350円の発砲酒と、 KTさん調達の田楽を肴に車中で乾杯。 帰路に着いた。 コースタイム:2003.3.23 秩父鉄道 皆野駅8:45-平間9:12-鐘掛城10:15〜35-峠10:50-城峯山頂11:03〜18-岩場11:33〜40 −将門隠岩11:50−城峯神社12:02〜5−民家−舗装分岐-村-バス停14:22〜36−皆野駅15:10 HOME−−>山行一覧に戻る |