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蓬莱山

 今日も晴。   
 今日は当初予定の逆コースに決定。 で、堅田発のバスで平に向かう。 
 平→京都方面行きのバスが1日2便しかなく宿への遅くなってしまうため。
 
 
着いた「平」の家並み。雪に強い急傾斜の屋根、屋号が描かれていて落人伝説が出てきそうな感じ。

国道から林道へ、杉の山道へ。しばらく「木」の話しに花を咲かす。「熊伏」に登った際に
「北側の年輪幅が広い切り株があり、広い方が南との常識とは違う。」の話の正確な理由。 
 
   木は、雪などで倒された場合、まっすぐ上に伸びようと曲がる。
   そのために針葉樹は、曲がりの外側の厚みを増して(つまり年輪の幅を広げて)押し上げよう
   とするため外側の年輪幅が広い。
   逆に広葉樹は、曲がりの内側の厚みを増すことで引っ張り上げようとするため、内側の年輪幅
   が広くなる。

   熊伏での例:ぶな、南斜面、南に倒れる、北側の厚みを増し引き上げる→北側の年輪幅が広い。
   で合っている。
   
そうこう話しているうち、峠に出て、さらに樹林帯を抜け、笹藪を10分ほどこぐと権現山に着いた。標高差約500m

 笹藪の行軍 
 
一休みの後、笹の刈り払われた歩きやすい尾根道を進む
  
 
 登りも快適                   後ろも湖の眺望が開ける 

 全財産を背負っての行軍だが、以外とスムーズに進む。もっとも大汗をかいていることは事実。
ザックの背中が一面濡れ濡れである。 

 小女郎池の頭(というより小女郎峠の上のピーク)で昼飯タイム。じっくり汗を乾かす。
山頂方向は良い感じの雲が湧いている。  
  
 
 峠まで降り、いってみよう!で着いた小女郎ケ池。


いわれを読んで、N氏曰く「不倫の話か」 ・・・・。

まあ夫婦の片割れが池の大蛇に「さらわれた」のか「夜な夜な通った」のか 意見の分かれるところ。 

さてさて、最後の登り、短いようで結構長い。山頂はリフトが回り、網フェンスが建ち並び・・・で、
あったあった。フェンスの隅に。
 
 
フェンスの隅の 一等三角点           フェンスの隅に。↑ 
  

 またまた一休み。       休み後、リフトに沿って下る。リフト最下点から蓬莱山山頂方向を。


水仙30万株の約3割が咲く丘(上記右写真)を抜け、今度はゆっくりした登り。あっさりとゴンドラ駅に着く。

家族連れや恋人同士が多い中、4人乗りのゴンドラに男4人が大きな荷物と一緒に下る。いやはやなんとも。
山麓駅前で ビールとべちゃべちゃの枝豆で暫しバス待ち。無料の送迎バスで志賀駅へ出て、
京都経由嵐山のホテルに向かった。


コースタイム:2003.4.28
    堅田8:44−平集落9:17〜22−林道入口9:26−権現山10:44〜48−
    途中のピーク11:26−小女郎峠のピーク11:48〜12:08−小女郎池12:17〜20−
    蓬莱山12:44〜13:02−ゴンドラ山頂駅13:25−山麓駅13:45

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