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本社ヶ丸

快晴 JR中央線、笹子駅に9:20に集まったのは3人。一人足りない。自宅に電話するも、留守録で捕まらず、
で、次の電車待ち。20分後ようやく合流。


駅前に4m近くの一枚石で出来た記念碑があり、そこには4600mの長さのトンネルで建設当時東洋随一の長さ
・・・掘削技術は当時最高の・・などなど書いてあったのだが・・・・・。

 ← 駅前の案内図: 本社ヶ丸からの富士山の紹介!。
国道20号線を歩く。約12分後、JR笹子トンネルの入口上方を
通り過ぎる。「ここがJR笹子トンネルだよ」と言っても反応なし
それよりも「道の駅 甲斐大和 まで5km」の看板を見て「言ってみよう!」の話には参った。  確かにトンネル実長は3.3km:歩くとなると・・・新笹子トンネルは自転車・歩行者通行可。歩道路無し(元々直径7.5m径の片側1車線路、車道幅2本で6.5m要。丸いので、通行可な道路幅:7m未満=コンクリ壁と車間は50cmを確保難。
旧甲州街道:新田-矢立の杉-笹子峠の旧トンネル(4.2km)-日影村(9.3km)-大和橋(10.3km)-東京方面に約2km戻ると道の駅。歩程:12.3km。なんだ!3時間で着ける計算!



ともあれ、笹子鉱泉の看板を通りすぎ、すぐの道を左に折れる。
どうも雪が多そう と言うことで全員スパッツを着ける。

これは正解。約3分後 奥野湯村神社 にて年頭の参拝。








登り開始。と言っても林道歩きだが、いきなりの通行止め。遠く本社ヶ丸が見える。少し歩くと金網囲いの一部がとぎれ、別の林道が現れる。 どうも不法投棄防止用の金網のよう。 → 

凍った道をひたすら登る。リニア新幹線の作業用坑道口を過ぎ、約1時間で東山梨変電所に着く。 ↓ 

ここから道全面に雪が着く。スパッツの役立つところ。



林道を外れてすぐの看板 注意しましょう。ここらは水音も高く最後の水場の様。
雪中行軍 樹林中の道はやがて尾根沿いの道に替わり、南の太陽に向かってまっすぐ登る。
梢からは隣の稜線がよく見える。 
変電所から約1時間、見晴らし場着。 
足元には変電所の全容が、向こうには滝子山から小金沢連稜が並ぶ。




さらにもう40分。清八峠に着く。一休みして稜線歩き。
北尾根にはびっしり雪が着いていたが、稜線にはぽかぽかの場所も有り。
 お日様が暖ったかーい!

そこから25分 けっこうヒヤヒヤする稜線を歩き、最後の一登りでようやく山頂に立つ。
わずかな灌木はあるものの、ほとんど360度見渡せる。 


南には御巣鷹山、三ツ峠山を全景に大きな富士。
西には毛無山、御坂黒岳、釈迦岳を全景に南の北、間、農鳥、塩見、荒沢、赤石、聖が。


北西に甲斐駒、遠く北ア、さらには八の全景が、北には金峰、国師、甲武信から東方の山々。
近くは大菩薩、小金沢、滝子。北東はちょっと見えないが、
東〜東南方には丹沢、塔、蛭、大室。おおきく立派な御正体。とにかく眺めが抜群。
東〜東南方

もっと長くいたいのだが、途中で待たしてあるT氏の所に戻る。ぽかぽかのたまり場で腹ごしらえ。

さあ時間も無くなってきたので下山。 



下りは快調。登りの倍近い早さで下る。一人ばてているようではあるがかまわず進む。約1時間で変電所へ。
除雪のため雪が少なくなるが、ここからがかえって大変。 
融けた雪が凍っている。結構急な下りで尻餅を着く人も出る始末。N氏のセンサーが役立つ??
朝に通った神社経由の道を外れ、一人車道を進む。眼下に神社に向かう仲間3人。


さらに歩くと立派なトンネルが現れる。 これを通り抜けると駅まで近い???

曰く:大月市道 新奥野線追分トンネル 1997年12月山梨県深城・笹子ダム建設事務所:延長173m幅5.5m高5.4m
 
   実は遠回り。神社経由が近道だった。




ともあれ最後の20号線歩き。 16:42ようやく元の笹子駅に着。駅員がいないので乗車証明券を取って5分後の列車にて帰八王子。新年会に望み今回の新年登山を終えた。


コースタイム:2003.1.12
     JR笹子駅9:40-笹子鉱泉分岐10:03-変電所11:05-林道分岐11:35−40
     稜線途中1
2:10〜20-清八峠直下12:45〜50−清八峠13:00〜05−
     
本社ヶ丸13:25〜35−途中の見晴らし14:05〜30−稜線途中15:00−
     林道分岐15:30-変電所15:46-笹子鉱泉分岐16:27−JR笹子駅16:42

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