HOME−−>山行一覧に戻る

比叡山

曇りのち霧、お昼ご飯の後曇り。


JR京都駅から奈良線東福寺・京阪出町柳経由で京福 八瀬駅に着く。我々を含め、8名がケーブル駅に。そこには
猫がお出迎え


見渡しただけで4匹が鎮座。

ケーブルカーが動き出すと、眼下に高野川の新緑が広がる。勾配は217ミル。頭の上はだんだんと霧が濃くなって
くる。山頂駅のオレンジライトが幻想的に灯り、先行き不安に。ロープウェイに乗る頃はさらに濃くなり、その終点で
は視界10m 何も見えない。看板に従って道路をバス停方向に進む。霧の中にシャクナゲの紅、薄紅、黄・・・・。
おっと、黄色はつつじか。

そうこうしている内にバス停に。ここから先がまったく判らない。目の前は大駐車場なのだが白一色。KT氏が公園
入場口の切符売りに道を尋ねると手製の案内紙をくれ、方向が定まる。ただし、目印が見えず、左方向の駐車場
の矢印を見つつ進むと一段の高見が現れようやく判明。

視界10mは相変わらず。 

道なりにああだこうだと言い合いへし合い、さらなる高見に進むとそこには給水塔の巨大構造物。 その横の3〜4
mの高見に目指す一等三角点があった。



そのそばで先客が食事中で写真を撮るのに少々窮屈。ゆっくり食事しようにもだれも買い込みしていない。非常食
で息継ぎする始末。

隣の給水塔の屋上。右隅奥の林が三角点のある高見。

さてさて延暦寺方向はどっち? 道々案内はあるものの、どこを指しているのか。視界も100m前後。ちっとも判らない。
とにかく不安ながらも下るのみ。


 
そうこうしている内、構造物が現れ、さらに下るとようやく建物が見えてきた。阿弥陀堂と書いてあるが、地図には記
載が無く、現在地が???近くにいる人に「根本中堂の方向は?」と尋ねると「下の方だと思う」との返事。

それから約10分、ようやく根本中堂の看板を見、その少し上手方向に食事どころを見つけようやく昼食。 延暦寺そ
ば(山菜そば風)と甘酒で暖を取る。
さすが「根本中堂」は人だかり。 すぐそばまでドライブウェイがきているのでやむを得ないか。

その正面の文殊楼への急登はかなりきつい。ふりかえるといい眺めなのだが膝にくる。文殊楼は内部見学無料なの
だが、靴を脱ぐ必要有り(当たり前だが)であきらめ。

駅まで下ることにしたが、どうも道が荒れている。 ほんとにこの道なのか?といぶかりつつ、電線と電柱があるから麓
には行き着けるなどと話しつつ・・・・。 

>
下ること40分 ガスが晴れ、眼下に琵琶湖が見えてきた。

 麓は坂本町。

体育会系の元気なかけ声が聞こえてくる。ようやく山道が終わり、案内標示。 

今降りてきた道が表参道。あんなに荒れているのに表・・・・。
 
ちょっと寄り道をして日吉神社へ。入口で入場料300円の案内をみて引き返す。そば屋が無いか捜そうにも、その
300円の壁がじゃまをする。
 
駅前にはあるだろうと歩を進める。由緒有りそうな家々を横にみつつ、樹齢200年の楠の木(神社)に引っかかりつつ、 


駅に着くと、そば屋はあった!!!
ただし立ち食いそば風で期待できそうにない。駅前に綺麗なトイレと駐車場はあるが、それ以外何もない。早々に
宿泊地に移動するが、乗ったのが快速。降りる駅を通過し、引き返す始末。
明日からの山行に不安がつのる


宿で食べた鮒寿司、ビールに合うーーーー!!!! これで安ければなー。 




  
コースタイム:2003.4.26
     ケーブル八瀬駅11:05-山頂駅11:22−大比叡11:44−阿弥陀堂12:18〜25−
     根本中堂12:30〜13:05−日吉神社14:15〜20−比叡坂本14:40


     
     


HOME−−>山行一覧に戻る