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晴 2003.04.29 1日一山の4日目です
前日の夕食時、沈む太陽と愛宕山。 ホテルの金網付きの窓から。
清滝までタクシー1120円 以外と近い。 車1台がやっと通るトンネルを人が歩く。
登山口で一休み
信仰の山らしい上りが続く。 脇には道祖神が一定間隔で並ぶ。
3合目まで45分 荷物が重く結構汗をかく。 ここで一休み。さらにがんばり5合目に着く。
見晴らしが良いが、京都の町並みは霞んで見える。広沢の池が目立つぐらい。
少し登ったところに水尾への分岐がある。
この東側10分ぐらいの所に愛宕鉄道(ケーブルカー)の終点があるようだ。
WEBで調べるとS19年に廃止し、今はすっかり廃墟とのこと。
そういえば、登り始めたころT氏が「別の道が有るぞ」と言っていたのがその索道の跡で、
タクシーで通過した「車1台がやっと通るトンネル」が鉄道のトンネル、なだらかなカーブ道は線路跡 だったのか、と帰宅後気づく次第。
ともあれ、歩き始めて2時間、門を抜け、さらに5分、ようやく境内につく。
急な石段をひたすら登る。 5分後やっと社殿に着く。 無事下山を祈念。
三角点の在処を尋ねると、この高見を回った鉄塔の有るところとのこと。
一端下り、巻き道(小型車が通れるぐらいの幅)をゆく。 山桜が盛りを過ぎているがなかなか乙。
左:鉄塔、右:最後の登り
途中で道の判断に迷うが、ひたすら道なりに進み、また登り返した先に分岐があり、そこに3角点の 標識があるはず。
さぞかしりっぱな三角点だろうと最後の急登を登り切った。
が、無い。 見あたらない。
さらなる高見に食事中の二人連れ。 尋ねると尻の下とのこと。
息せききって登り切ると、いつもの石でできた三角点ではなく、ペナントがコンクリの中に
埋め込まれているのみ。 三等三角点 の文字が刻まれている。
なんだ!! こんなものか と大いに落胆。
左:さらなる高見 右:三角点ペナント(KT氏撮影)
眼下の町並みを眺めながら、温くなったビールを飲む。 何とも苦い。
気を取り直し、下山にかかる。 目的地:月輪寺までほぼいっきに急降下。
途中の岩場から都の町並みを見る。
約30分後、シャクナゲの大木(実は10本ぐらいの集合)が現れ、目的とするゲツリンジだ。
ほんとは つきのわでら と呼ぶそうである。
ちょっとした谷間いにあり、シャクナゲ以外にも桜、楓に囲まれていて見ていて飽きない。
が時間が無いのが惜しい。
途中の開けた場所からもやのかかった町並みを見る。
またまた気を取り直してひたすら下る。 30分後林道に着く。
滝まで200mの看板を見て、好奇心の虫が湧く。
いささか登り、人家(宗教団体)の庭先を抜け、線香臭い鳥居をくぐりやっと着く。
結構迫力ある滝である。
再び林道に戻り20分、ようやく朝の出発地に戻る。 附近の河川敷は行楽客で一杯である。
朝は人っ子一人いなかったのに。
バス停に着き、ビールで一息。 木陰で着替えし、バスの客になる。
バスは嵐山ー渡月橋を回ってゆく。
さすが祝日。渡月橋や、店先は観光客が鈴なりである。
京の狭い道では、バスは観光客の自転車をすぐには追い越さず、ゆっくり進み、
ノーベル賞の島津製作所の研究所前を抜け、
渋滞の四条では対向車線際を通って右折し終着京都へ。
約1時間の楽しい?旅を終えた次第。
コースタイム:2003.04.29
清滝8:08-3合目8:52-5合目9:32-境内下10:18-愛宕神社10:22-27三角点10:50〜11:20
−つきのわでら(月輪寺)11:51〜57−林道12:22−滝12:50~55−林道−清滝バス停13:15
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