Taste of India
特別企画
2003年12月〜2004年1月 こんなもの食べましたinマドラス(チェンナイ)
12月29日
【朝食】
出ました、バミセリ・ウプマ(『誰も知らないインド料理』にレシピあり)。バミセリというのはイタリア料理にも登場する極細のパスタのこと。意外にもインド亜大陸の料理では、軽食やデザートに使われる。これはタマネギ、ショーガ、ウラド・ダール、チャナ・ダール、マスタード・シード、青唐辛子と炒めたもの。軽くてパラリとしている。当然、右手で食べるのだ。
【昼食】
昼はやはりごはんとカレー類のミールス仕立て。
左は各種豆類をメインとしためずらしい「クルマ」(基本のクルマについては『ごちそうはバナナの葉の上に』にレシピがある。これはそのレシピとは別のつくり方をしている)。粗くおろしたニンジン、タマネギのチョップ、ニンニクのチョップ、グリンピース、白インゲン風の豆、黄色いピー、チャナなどがトロリとしたマサラで煮込まれている。日本では出会わない、出会えない深い味。
右はごはんと「サンバル」(『カレーな薬膳』ほかにレシピあり)。昨日に続いて、それほど酸味はない。
上はラッサム。この日もシャバシャバ(やはり『カレーな薬膳』ほかにレシピあり)。葉っぱはカレー・リーフだ。
【夕食】
夕食はウラド・ダールと米の発酵クレープ、「ドーサ」。写真は家庭的なソフトでやわらかなドーサだが、さらにクリスピーなドーサも用意していただいた(写真はなし)。おかずのカレーは昼間のクルマとサンバル。やはり、昼食にくらべると格段に軽くすませるのが現地流。右のサンバルに入っているのはニンニクではなく「サンバル・オニオン」だ。日本では入手不可な小ぶりのタマネギである。
今日もおいしい一日でした。ごちそうさま。
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