長野市大豆島ゴミ問題を考える会
市会議員への公開質問状
議員名
@ゴミの分別は誰 Aごみ減量化の政策 B住宅地処理場集中 C全行政区での討論 D住民を交えた討論 E一極集中、複合汚染の心配・大豆島への建設
市川昇 ごみ問題は、環境問題の中でも特に大きな問題であり、36万市民がみんなで考えていかなければなりません。
ごみの減量・再資源化を進めて行くことが大切で、プラスチック容器包装物を分別してリサイクルに回すことは重要なごみ対策と考えています。
そのためには、圧縮梱包施設が必要であります。市は周辺住民に理解を求めるための説明会を開催し、また、安全対策には万全を期すため専門の先生方による検討会を開いたことを私は評価しているものです。
 検討会では、分別の徹底などを条件に施設の建設は妥当との結論をいただいたと聞いております。私としては、地元の皆さんに影響がない施設とすることはもとより、周辺環境の整備も重要なことであると考えており、そのような観点からごみ処理施設問題に対応してまいります。
伊藤邦広 本人
家族の中でも率先してやっています。
生産者責任の明確化発生源での抑制 問題あり
大気汚染など環境問題、複合汚染等による健康被害
討論すべき
住宅地や被害に弱い老人・子供の生活する場所。保育園や学校に近い地域を避けなければいけない。
賛成
市が選定した専門家による委員会や委員だけではゴーサインのための機関になってしまう。
検討すべき
入山路子 本人
どうしても捨てにくい書類の分別に困ります。
小紙とか捨てにくい書類は別に袋を用意して古紙専門のリサイクルにまわせると良いと思います。 その他
処理場が集中した経過について私自身が不勉強
その他
どの様な処理施設が指しておられるのかそれによっても
賛成
納得できる様、勉強する必要はあります。
その他
複合汚染についてDと同様。しっかり調査し、情報公開がなされるべきです。周辺への説明は順次なされているところですが、一地区が背負う内容を市民全体が理解し痛みを共存する事は大切と思います。また、周辺環境をより良くするために緑地を多くするための植樹や搬入ルートの工夫、施設の管理、調査基準の設定と調査結果の情報公開が更に進むよう願います。
阿部孝二 本人 可燃ゴミの中に紙類が多くある。これを資源ゴミに。生ゴミについても給食センター、ホテル、スーパー、そして家庭の物を有機肥料にし、農業、家庭菜園への活用に。 問題あり 討論すべき 賛成 検討すべき
専門家による審議会、検討委員会があるが、住民の推選の専門家、また、全国で問題になっている住民の意見を聞く公聴会などあらゆる角度から検討、公開で行うべきである。
松木
茂盛
本人・家族
自分でもやるが、家族ともども協同の作業としています。
分別に対する市民の協力体制の強化生ゴミ処理器への支援策、資源リサイクルの促進 問題あり
但し従来の施設を建設した当時は周辺は水田などのうちであった事は理解すべきである。今後の施設については安全安全性や居住環境なへの影響など充分に考慮すべきである。
討論すべき
選定された候補地を中心に行われる事となることは否定できない。
賛成
検討すべき
環境アセスメントを十分調査検討するとともに住民の納得の上進めるべきである
太田
和男
池田清
高野
正晴
私ども市民クラブはごみ減量化問題について、従来より重要な政治課題としてとらえ、特に今回のプラスチックの再資源化については、昨年来諸施設を検討して参りました。最近では長野市内の企業の実態調査を始め、仙台市のエムケー環境鰍ネど視察してまいりました。プラスチック再資源化は、今後這い木材の再資源化とともに、世界的な課題としても重要と考えるところですが,まだまだ、他のゴミが混在しており、特に容器のフタがプラスチック以外の材料が使用されているなど、生産者側にも問題は残されております。
 かかる状況から、私共議員団としては「プラスチック製容器包装梱包施設」の建設は市民の分別収集運動と併せて、必要なものであり、清掃センター内に建設する事に関する案件に賛成したところであります。
 関連施設の一極集中や複合汚染に対する不安等につきましては、環境に関する専門家による検討や、地域の皆さんの納得される対応策について検討し、地域と行政が一体となって進められるべき事は勿論であり、長野広域連合の共通の課題として、各市町村が相互に協力していかなければならない重要事項と考えております。

以上、市民クラブ議員団として諸施設の視察をした上にたって検討した結果を要約し回答いたしました。

内山
国男
宮崎一
伊藤
冶通
 環境問題、特にゴミに強い関心をもたれ活動されている事に敬意を表します。この度貴会から、各議員に 清掃センター内に建設予定の「プラスチック製容器包装圧縮梱包施設」について、公開質問状が送付されました。
 親友会はこれについて検討をし、会として回答致します。私たちの環境問題に対する取組は、皆様に負けず強く、その改善に力を注いで降ります。当然のことながら、家庭の出口でのゴミの徹底的な分別ががごみ減量の最大の決め手でありますから家族ともども実施しております。またこのことは全市民が実施するよう啓発すべき事であります。
 お尋ねの件については、一般論としては十分理解できます。
 しかし本施設については、既に昨年3月議会において、建設の議決をしており、環境アセスメントを実施し、関係区長、役員を始め住民の皆さんへ説明会を持ち、更に専門家6名による検討会も行われ、その結果が公開され、施設の運営管理について、きちんとチェックしながら稼動すれば妥当であるとされました。
 以上 一連の経過から私たちは貴会がこのことをご理解されご協力いただきたいと思います。
 なお計画されている清掃センター周辺整備については一層促進するよう取り組んでいく事を申し添えます。
青木誠
田中健
小林
紀美子
加藤
吉郎
山田
千代子
千野昭
塩入学
藤沢
敏明
寺沢
和男
小山
岑晴
若林
佐一郎
岡田
荘史
小林
義直
若林
清美
広瀬
忠義
中川
ひろむ
三井
経光
滝沢勇助
酒井美明
祢津栄喜
轟正満
町田
伍一郎
野々村博美 本人
機会あるごとに子どもたちにやらせています。関心を持たせる必要があるので。
コンポスト、電動処理機による生ゴミの堆肥化、紙ゴミは廃品回収へ、詰めかえ用など、ゴミにならない商品の購入に心がけています。 問題あり
汚染の心配のない施設の建設が大前提であり、その上にたって場所の選定は専門家・市民が検討する。
討論すべき
同左
賛成
そのとおりと思います。
検討すべき
もっと時間をかけて検討すべき課題をあのようなやり方で結論を出した事は問題です。もっと市民ぐるみで考えて行く必要がある。
地域セクト主義にならない運動をどう展開していくか、難しい課題ですが、必ず心ある市民は共感をよせて行くと思うので、これを機会により大きなゴミ問題解決のために世論をおこしていく必要があると思います。
宮崎
利幸
家族
植木剪定等の枝葉等は焼却せず一定の場所に集積して堆肥化する。生ゴミ堆肥化の拡大、助成。 問題あり
“適在適所”付近の環境を十分考えて行く必要あり。
その他
計画の段階から市民の声を聞く委員会なり、組織をつくり地元の合意を得てすすめること。
賛成 検討すべき
ゴミ、環境問題は今世紀の重要な課題です。さけて通れない。知恵と力を出し合って全力をあげて取り組んでいかなければならないと思っています。
小林
義和
本人・家族
我が家では妻が管理者で、生ゴミ・不燃物・可燃物・ビール缶・乾電池など危険物の5種類の分別容器を置いて、家族全員が分別努力をしている。私はもっと努力が必要。
@人間社会の持続的発展と地球環境を守るため、国や自治体は循環型社会形成に努める。A製造者・流通業者の責任を明確にし、源からゴミの減量を進める。B住民自身も分別や再使用、リサイクルに取り組む。C焼却、埋立てを回避し、巨大な溶融炉などゴミ処理の大型化、広域化はやめる。 問題あり
現在のゴミ処理施設には、まだ解明されていない化学物質による、汚染の問題や、廃棄物などの搬出入による車両増による大気汚染、騒音など交通問題などが伴うので、住環境の保全の点からは、住宅地との共存は避けたほうがよいと思う。
討論すべき
ゴミ処理施設の建設は、市の環境行政の大きな柱であり、市の総合計画で位置付け市民全体で考える課題。従って建設場所については市民全体で検討すべきと思う。
賛成
ゴミ処理施設の建設は、長期的なごみ減量の方向や、排出される化学物質など未解明の部分が存在している点から、当然専門家を含めて行政住民が充分な討論を行うべきと思う。
検討すべき
各種処理施設の集中による複合汚染の心配は当然と思う。後で、「予期せぬ被害が出ました」では取り返しがつかない。現在可能な限りの各分野の情報を集中して、住民が納得できるまで、検討すべきと思う。それまでは計画は凍結した方がよい。
会の皆さんの問題提起により、いま市民は改めて、プラスチックゴミの問題、容器リサイクル法の問題、市のゴミ環境行政のあり方、大豆島地域の皆さんに負担させていた事、住民合意のあり方、地域住民組織の事、住民参加とは何か、など多くのことに気がつきはじめています。会の皆さんの提起された事を今後とも重く受け止め、当面の施設建設のあり方についても議会(議員)としても重視していきたいと考えています。
伝田
勝久
本人
一旦決まったら、協力するのは当然。
灰にし、肥料にして使用する。 問題あり
住宅地に適さないところを選ぶ。
討論すべき
相談する事の方が良い。
賛成
話し合う事は必要。
検討すべき
住民とよく話し合い理解を求める。
何事も関係者と互譲の精神を持って、話し合い円満に解決する。
長野市「真」の主人公は市民です。市長は執行権(何事も執行“実行する”権限)を持っています。議員に執行権は有りません。調査権・議決権等です。
石坂
郁雄
本人 市民がゴミ減量化への意識を高める。循環型社会の形成 問題あり 討論すべき 賛成 検討すべき
近藤
満里
本人 資源循環型の経済、社会システムの構築を目指すとともに環境教育の推進をし、価値観の転換を図る。 問題あり 討論すべき 賛成 検討すべき
小林
秀子
本人 市民一人ひとりの減量化への意識改革・環境教育の推進、自然循環型システムへの構築 問題あり 討論すべき 賛成 検討すべき
原田
誠之
家族
分別収集はゴミ減量の原点なので今後、自らの意識を高めるためにも自らも分別に努力したい。
地球環境を考えれば焼却、埋立てでなく、生産の段階からゴミをつくらない事を基本にすること。徹底したリサイクルを行う。その為、分別を行う事。行政も市民と協働で努力を惜しまない事。 問題あり
住民が日常生活する場所であり、出来るだけ生活環境を良くする事は当然であり、可能な限り住宅街に接しないよう考慮すべき
討論すべき
全市民の利害に関係する以上、全行政区で意見を出し合い、検討することは重要である。
賛成
賛否両論、様々な角度から市民的討論を行う事は重要と思います。もちろん、専門家も含めて、科学的根拠のある立場からの意見も必要と考えます。
検討すべき
東京都杉並区でも大問題になりました。住宅にも被害を及ぼしたことを考えれば、大豆島地域をはじめ近隣の皆さんの不安、心配は当然と思います。一定の時間をかけて話し合い、納得と合意を通して計画を進める事が求められると思います。
まだ、市民的には問題点が明らかになり議論されていませんので市民への呼びかけも必要ではないでしょうか。
越野要 本人・家族 現在、ゴミ減量化の規制、規約を市民が求めれば前進すると思う。 問題あり 討論すべき 賛成 検討すべき