芭蕉庵

俳聖松尾芭蕉が郷里伊賀から二度目に江戸に出て、深川六間堀近くの、所謂今日の深川芭蕉庵に住みつくまでの四年間、すなわち延宝五年(1677年)当時34才で神田上水(江戸川)の改修工事を監督して、延宝八年(1680年)37才までこの地、竜隠庵(りゅうげあん)に居住したので、関口芭蕉庵と呼んで大正十五年、東京府の指定史蹟に編入されました。

    



昭和四十八年十月十二日、芭蕉翁二百八十回忌を期し史蹟関口芭蕉庵保存会が中心となり、芭蕉庵文庫所蔵の”古池や蛙とび込む水の音”の句の自画賛の軸より模刻したものです。

     




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