村上藩は鮭の魚漁の権利を守るため“種川の制”というきびしいきまりを設けて勝手に魚を取ることを禁じました。これにより鮭の子は年々増え村上の鮭は評判となり莫大な利益を産むようになりました。成長した鮭がまた川に戻って来るのが11月、12月で、鮭とりのシーズンとなります。
明治時代に廃藩置県となり藩が廃止となった後も士族となった旧藩士たちの生活をささえ学校や堤防をつくり社会資本の充実にあてることができました。

   



        

        


    

おわり。

参考文献:鮭の子ものがたり (財)村上城跡保存育英会 
   シリーズ藩物語 村上藩 大場喜代司著 現代書館