ペンギンの生態。
ジェンツーペンギン |
フンボルトペンギン |
ケープペンギン |
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体長約75cm |
体長約60cm |
体長約65cm、 |
目の上から頭にかけて白い羽があります。目の周りに白い縁取りがあります。足が黄色いのも大きな特徴。性格は好奇心旺盛。 |
胸に黒い帯が1本。腹に黒い斑点が散らばっています。生息地のほとんど はサボテンなどが生える乾燥した海岸です。 |
白い胸の羽が純白 |
現存するペンギンは6属17種おり、生息地も南極大陸から赤道直下まで広がっている。
●ペンギンって、南極の氷の上に棲んでいるというイメージがありますが、南極にいるのは、エンペラーとアデリーペンギンの2種類だけ。あとは、南極周辺から、赤道直下まで、南半球のいろいろなところで、暮しています。赤道直下のガラパゴス島にいるガラパゴスペンギン、チリやペルーのサボテンが生える乾燥地で卵を生むフンボルトペンギンなど、氷の上に縁のないペンギンだっているのです。 Nagasaki Penguin Aquarium
発生と分布の仕方を検証すると、ペンギンはニュージーランドで発生し、南極を取り囲むように、時計回りに分布を広げていったと考えられている。
ペンギンは寒い環境でしか生きられない、という誤解もなされているが、赤道直下出身のガラパゴスペンギンなどは、飼育されている日本の冬を乗り切るためにストーブにもあたる。
ペンギンは、南極大陸から発生する寒流の流れる地域にのみ分布している。
南半球の寒流の中で進化し適応していったため、寒流の流れが赤道を超えない以上、ペンギンは自然の状態では北半球に進出できないと考えられる。
この南極大陸から流れ出る寒流は、冷たく、しかもペンギンのエサを豊富に含んでいる。
赤道直下のガラパゴス諸島はこの海流の末端に位置している。(フンボルト海流) 「ペンギンの達人」
●身体の大きさ
大まかに言って、南極に近いほど、すなわち気温の低い地域のペンギンは体が大きく、温帯のペンギンほど体が小さい傾向にある。
骨は他の鳥類とちがい、密度が高く重い。
空を飛ぶことをやめたので、骨を密度高く丈夫にでき、重いことで潜水にも適している。
また、他の鳥類のように骨が中空だと、水中で羽ばたいたときに、簡単に折れてしまう可能性もあり、数百メートルを潜るペンギンの身体を、水圧から守るためにも、密度が高く丈夫な骨格が必要とされる。
測定されたペンギンの潜水深度で、最も深いのはエンペラーペンギンの630mというのがある
その他の種でも深度100mを越えるペンギンは多い。全鳥類168科中、潜水をするものは10科。その中で、全種が完全に潜水性なのは、ペンギン類のみである。
フンボルトペンギン属 |
この属も、識別が難しそうだが、ポイントが分かってしまうと、識別は容易。 |
もとへ。
参考Hp: 1.Nagasaki Penguin Aquarium 2.ペンギンの達人