工房着:午前9時50分 作業開始:午前10時15分−作業終了:午後4時30分
工房の気温:3度
今朝は雪がちらついて寒中を感じる寒さでした。明日からはもっと寒くなるということです。今年は雪が積もるようなことあるのでしょうか・・・。
今朝は行き掛けに『伊蔵』さんのT期分の忍具を発送しました。そして、今日からはU期分の製作に取り掛かります。その中に『撒き菱』 20個の依頼が有ります。今回は撒き菱製作の手順や素材取りを見直すことにしました。どうも、寝ながらも鍛冶作業のことを考えて居るようで、夢の中で今朝方ひらめきがありました。治す薬の無い『鍛冶屋病』ですね・・・。 (/o\)
夢のお告げでは・・・。まず、いつもは丸鋼棒を使っていましたが、それを角棒にする。そして、素材造りの際に一手間加えるというものでした。 p(^-^)q
角棒はどのサイズが良いか確認する為、7mm・8mm・9mmで試作してみることにしました。その結果、7mmだと作業が窮屈になる事が分かりました。9mmだと余裕がありすぎ、大きめに仕上がることが分かりました。そこで8mm角の角棒を使用する事に居ました。
素材造りの際の一手間は、棘の根元部分に鋼材の余裕が出来るようにするという作業です。言葉では言い表しにくいのですが、捻られた状態にしたものの棘を左右に押し広げる側の元部分に広がりを作るように打ち上げるというものです。
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写真の左側が捻りをつけた状態です。
右側は上側から打つことで矢印部分を広げるよう
にした訳です。こうすることで棘を作る際に元の部分
に余裕が出来ることになります。
実際にこの状態から『撒き菱』を鍛造したところ、元
の部分の加工時にこの余裕が役立ちました。
夢のお告げ ありがとう!! ( ^3^)/
いつもワクワクしていられることに感謝!! |
7mm角の物で試作した物は途中で没にしました。8mm角・9mm角の鋼材で作った物は試作品にしました。確り作る事が出来るのが分かったところで、『伊蔵』さんに依頼を受けている20個分の素材造りをしました。これが結構時間が掛かりました。
撒き菱の素材 作品No.1555・1556 『撒き菱』
素材は23個製作しました。その内1つは行へ不明になりました・・・。明日は『撒き菱』造りです。今日の感じだと一つ作るのに素材造りから40分というところ、素材は出来ていますから30分というところでしょうか・・・。まずは5つ作る事を目標にします。
熊公の車は4WDで、スタッドレスタイヤにしてありますから普通の雪であれば普通に運転出来ますが、関東の車は冬装備していない車がほとんどですから、明日以降、仮に10cmも積もっていたり、積もることが考えられる状態だったらお休みにしようと思って居ます。
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