◆エクストラブライト◆

 

 ● 製品データ
タイトル  エクストラブライト
発売日  1996年12月6日 メーカー  アスキー
定価  5,800円 ジャンル  3Dシューティング
廉価版  なし
関連商品  なし
   
 ● 評価
外見衝撃度  ジャケ絵のお姉ちゃんの配置がちょっと買ってみようかなと
 思わせます。
 ★★
超越世界観  舞台はありがちな近未来の宇宙ですが、ラストで新米パイロットに
 対して、洗脳されたベテラン四天王が襲ってくるという強引な展開が。
 ★★
声優度  マニュアルは記念写真の他に、「なぜこの5人がピックアップされて
 いるか。それはゲームをクリアーすればあきらかに!」と煽ってます。
 ★★★★★★
演出度  ステージの合間に入るアニメこそ、
 製作者が一番作りたかった部分かもしれません。
 ★★★
時間報奨  イージーならなんとか攻略可能。
 ノーマルで既に不条理な難しさが炸裂します。
 ★★
牽引力  声優の秘密が見たければ・・・でも挫折します普通。
 ★
ゲーム性  3Dシューティングとして遊べることは遊べるんですけどね。一応。
 ★★
快楽性  不条理な当たり判定がちょっとむかつきます。
 ★★
芸術点  敵キャラのデザインがアレなのに、マニュアルで豪快に紹介してます。
 ★★
所有価値  クソゲーとして非常にわかりやすい見本です。
 ★
総合評価  良作の要素は多分にあるが、難易度と繰返プレイ強要が不協和音。
 酒の席で、「僕の考えたエクストラブライト」を披露しあうといいかも。

46点

   
 ● コメント
イントロ
背景となるストーリーは、マニュアルを3ページも使ってびっしり書かれていますが、まぁどうでもいいです。要はコンピュータ制御された軍事要塞が暴走(何者かに乗っとられた?)したので、中に潜りこんで破壊して来いと。オープニングアニメで謎の男の自殺とか伏線ひいてるんですが、そんなの誰も興味ないです。

で、2人乗り戦闘機のパイロット兼ガンナーがプレイヤー。もう一人はサポートとか言ってますが、単に後ろで騒ぐ(不安を煽る)だけ。これが以下の3人の女の子から選べます。
・ソニア(18才、お姉さんタイプ、隊員達のあこがれ)
・リンダ(16才、同級生の幼馴染タイプ、乱暴でさっぱりした性格)
・ミリー(14才、チビでムードメーカータイプ、花沢さん声)

誰を搭乗させるかは声優の好みで選んでもいいのですが、搭載されるウェポンも違うので、そこも考慮する必要があります。順に、攻撃型、防御型、スピード型。
レビュー
ゲームシステムは、自由度が一次元のパンツァードラグーンです。強制ルート上で弾の撃ち合いするんですが、こちらは左右移動しか自由がありません。加速も上下動も前方以外への視線変更もなし。さすがに後ろから攻撃してくる敵はいませんが、ジェットコースターがやたら脱輪するんで、被弾のほとんどが納得いかない食らい方です。そのたびに後ろのお荷物(サポート)がぎゃあぎゃあ騒ぎます。

ゲーム自体はまぁ普通のつまらんゲーム。以上。なんですがマニュアルがねぇ、何度もプレイしろプレイしろとうるさいんです。確かにプレイ回数がカウントされていくんで、プレイ続けていれば何かしら進展あるんだろうけど、肝心のゲームがツマラン(やや苦痛)なので、マニュアルの踊り文句だけでモチベーションを維持することはどうにも不可能って感じです。

総評:
このゲームと似たような体感ゲームが現実にあります。遊園地やテーマパークで○○ライドとか言って2人乗りでゴーストハントやインディージョーンズごっこやらされて、最後に記念撮影を買わされそうになるアレです。あのシミュレータだと思えばいいかも。うれしいことに隣に女の子が1人くっついてきますし。
攻略ガイド
私もノーマルクリアできないヘタレなんで大したこと書けません。ステージクリアごとにサブウェポンを取捨選択できるので、その中で使えるもの使えないものを見極めることくらいかなぁ? リンダ(防御型)のバリアは最終面以外使えます。最終面は時間制限あるのでこれだけではどうにもならない。
各機のサブウェポンごとにオススメ度を表にしようかとも考えたけど、そこまでやる価値が見出せなかったのでやめます。
出演声優
白鳥由里、吉田古奈美、横山智佐、折笠愛
関連ソフト
バルクスラッシュ(SS/ハドソン)、パンツァードラグーンシリーズ(SS、DC、PS2/セガ)

 

   

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