PC製作レポート:2002年9月14日 「通信まわりの検討」
プロバイダ(ISP)の選択
私の場合、家族も含めて既にBiglobeに加入しているのでBiglobeとする。
ADSLの選択
回線速度の選択
現在選択できる回線速度は、1.5M、8Mである。NTTのホームページで調べると、母の家からNTT収容ビルまでの線路距離長は1010m、伝送損失は20dBである。この条件では、8Mは有効であるので8Mとする。
ADSL事業者の選択
Biglobeで使用できるADSL事業者は、NTTのフレッツ・ADSL、イー・アクセス、アッカ・ネットなどである。
私は既に自宅でフレッツ・ADSL+Biglobeに加入しているので、母の家にADSLを導入する場合、フレッツ・ADSLであれば NTT費用のみ(3,340円/月)でよい。
従って、NTTのフレッツ・ADSLとする。
参考:料金比較(8M、電話回線と共用)
月額費用
初期費用
フレッツ・ADSL+Biglobe
Biglobe費用 :2,000円
NTT費用:3,340円
(マイラインプラスと共用の場合)
3,340円
イーアクセス
3,953円
6,350円
アッカ・ネットワークス
3,953円
6,350円
無線LAN用機器の選択
無線LAN用機器は多数のメーカから多数の製品が出ており、選択に迷う。 私は独自に判断できるほど最新の通信機器の知識を持っていないので、雑誌「DOS/V POWER REPORT 2002.9」に掲載されている「無線LANルーター」の記事を参考にして検討した。
選択の考え方
インターネットに接続する手順
現状の普及状況から考えて、IEEE-802-11bとする。
無線LANルータにADSLモデムを内蔵するか否か
最大8MbpsのADSL接続サービスでは、事業者間でADSLモデムに互換性がないこと、今後、10MオーバのADSLサービスが登場してくることなどを考えてADSLモデムは、外付けとし、レンタルとする。
セキュリティ
基本的に「つなぎっ放し」の常時接続で使うのでセキュルティは非常に重要であり、選択の重要なポイントになる。
ルータ部のセキュリティ機能には、パケットフィルタリング、ポートフォワーディング、DMZホスト機能、UPnPなどがあり、これらがどの程度サポートされているかをチェックする。
無線LAN部のセキュリティでは、類推されにくいESS ID、MACアドレスフィルタリング、WEPによる暗号化通信が必須機能であろう。
以上の条件を考慮して選んだ製品候補を下記に示す。
NEC「AtermWBR75H」ワイヤレスLANセット
;実売29,800円前後(含、AtermWL11CA 1)
ステーション単体「AtermWBR75HワイヤレスLANベース」:実売23,000円前後
無線LANカード単体「AtermWL11CA」:実売14,500円前後
アイコム「SR-21BB」
:実売27,000円前後
無線LANカード単体「SL-12」:価格8,900円
メルコ「WLS-L11GPS-L」
:標準価格29,800円(含、WL1-PCM-L11GP 1)
ステーション部単体「WLAR-L11G-L」:標準価格22,800円
無線LANカード単体「WL1-PCM-L11GP」:標準価格9,800円
アイ・オー・データ機器「WN-B11/BBRH-S」
:価格33,000円(含、WN-B11/PCM 1)
「WN-B11/BBRH」:価格28,000円
無線LANアダプタ(PCカード)WN-B11/PCMH:価格7,500円
更にPCIへの接続方法、店での評判などを調査の上、最終決定する。
(2002.9.14)
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