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PC製作レポート
2004年11月5日 「ハードディスク故障によるハードディスク交換」
半年くらい前から時々ハードディスクが原因と思われるシステムダウンが起き、気になっていた。しかし、重要なデータはほとんどがノートパソコンと二重化してあるので緊急事態とは考えずにそのうちにハードディスク交換をしようと思っていた。しかし、最近、突然2〜3分毎にダウンするようになったので放っておけなくなり、ハードディスク交換を行った。その顛末を下記にまとめておく。
- 現象
半年前くらいから下記異常現象が起きていた。
- 余り使っていないあるアプリケーションソフトを立ち上げようとすると「再起動」へ飛んでしまう。またそのソフトを削除しようとしても同様である。
- セキュリティソフトでシステムの完全スキャンをすると途中で「再起動」へ飛んでしまう。
- ハードディスク交換しようと思いつつ実行しないでいたところ、10月下旬には突然2〜3分毎に「再起動」へ飛ぶようになってしまった。
- 対策
トラブルの原因は多分ハードディスクのある領域が物理的に壊れたのであろうと推測されるので、ハードディスクの交換を行うこととした。ハードディスクとしては現在の装置(Seagate ST380021A:IDE80GB、7200rpm、流体軸受け)と同等のものを購入することとした。容量を増やす必要性を感じていなかったし、余り容量が大きくなるとバックアップや壊れた場合の影響が怖かったからである。
結局、下記製品を秋葉原の九十九電機「ツクモeX.」で購入した。前回もMaxtorを購入しようとしたが、売り切れだったためSeagateにしたのだが、今回はMaxtorにした。
・Maxtor 6Y080P0:80GB、流体軸受け、7,180円
- 交換作業
- データのバックアップ
2〜3分毎にダウンしてしまうので大きなファイルをCD-Rに書くことは出来なかったが、下記ファイルをCD-Rへバックアップした。
−インターネットのお気に入り
−Outlook Expressのアドレス帳
−Outlook Expressのメールデータ
その他のMy Documentなどのデータはほとんど同じデータがノートパソコンに入っているので余り気にしなかった。また、不良のハードディスクを2台目のハードディスクとして接続すれば読めるのではないかとの期待も持った。
- ハードディスクの交換
久しぶりに筺体を開けて不良のハードディスクを取り外し、新ハードディスクを取り付けた。新ハードディスクのジャンパピンは「マスタ」とし、ケーブルは「プライマリ」に接続し、電源ケーブルも接続。接続をチェックした後、電源オン。
BIOSで新ハードディスクが認識されていることをチェック。BIOSに入るには、本体への電源ON直後にDELキーを押せばよい。BIOSのMain画面の「Primary Master」装置にMaxtorの装置名が入っていることを確認。
- OS「Windows XP(ホームエディション版)」のインストール
OSをCDからインストールするためにBIOSの「BOOT」画面でBOOT装置の第一優先をCDにする。
BIOSから出た後、CDにWindowsのCDをセットする。後はインストーラからのメッセージに従って操作すればよい。
最初にディスクのパーティションを行う。私の場合、80GBを40GBずつ2パーティションにした。2パーティションに対してドライブEとFが与えられた。
OSはドライブEにインストールした。My Documentsは後でOSが入っていないデバイスFに変更した。
- ドライバをインストール
プリンタ、スキャンナなど
- アプリケーションのインストール
Office XP、駅スパートなど
- インターネット系の設定
先にバックアップしたアドレス帳、お気に入り、メッセージなどを新しいディスクに戻す。
- 従来のディスク(不良ディスク)の接続
従来のディスク(不良ディスク)のジャンパピンを「スレイブ」とし、筺体に取り付けた。ケーブルはプライマリケーブルの空いているコネクタに接続し、電源ケーブルも接続した。
- 旧データの新ディスクへの移動
電源を入れてエクスプロラーでみるとドライブGとして認識されていた。しかし、従来のMy Document、My Picture、My MusicなどはドライブEにインストールした新OSから見えなかった。これらはOS自身が自動設定しているフォルダなので、異なるOSからは見えないものと思われる。そのため、一時的に旧ディスクをマスタ、新ディスクをスレイブにして立ち上げ、旧OS制御下でこれらのフォルダをローカルディスク(C)へ直接つないでみた。そして再びドライブEをマスタに、ドライブGをスレイブにして新OSで立ち上げてみると今度はこれらのファイルは見えた。これらのファイルをデバイスFにコピーし、ほとんどのデータは無事新ディスクへ移すことができた。
・Maxtor 6Y080P0:80GB、流体軸受け
(2002年11月5日)
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