ばんちゃんのひと言  「街なかの花便り(12月)」   (2004年12月15日)
今年も押しつまり、街なかはクリスマス風景に溢れています。花屋さんには真っ赤なポインセチアや色とりどりのシクラメンがところ狭しと並べられています。
今、街なかで見かける花は、もう終わりに近いサザンカ、今がピークのカンツバキなどが中心です。 サザンカとカンツバキの見分け方は下記の通りですが、なかなか難しいです。
花期:サザンカは10月〜12月、カンツバキは12月〜2月
樹高:サザンカは3m以上、カンツバキは原則として1m以下で枝が横に広がっている。
花色:サザンカは白が基本(時には薄いピンクが交じる)、カンツバキは赤が基本。但し両者とも園芸種ではいろいろな色の花が作られている。
葉:サザンカは葉柄(葉の柄の部分)や葉脈(葉の表面のすじ)の上に茶色っぽい毛が多く生えているが、カンツバキはこれらが少ない、もしくは無い。
その他:サザンカは西南日本に自生する日本固有の植物であるが、カンツバキは中国原産のカンツバキとサザンカとカンツバキの交雑種であるカンツバキ群の2種類があるという。
 

 上:「サザンカ」、下:「カンツバキ」
  2004年12月15日撮影


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