子供たちと楽しくキャンプをする為に・・・

ディズニーランドや遊園地、ホテルなどの施設で子どもたちと過ごすのも良いのですが、たまには透きとおった青い空と緑の森、河内川の清流を楽しめる、丹沢国定自然公園内に位置する「バウアーハウスジャパン」で有意義な一日を家族で過ごしてみませんか。

少し不自由だけれど、大人も子供も何かいつもと違った時間の流れをそれぞれに楽しみ、自然を満喫できるはずです・・・。どう楽しむかは皆さん次第です。

生まれたての新鮮な空気を味わいながら何もせずにゆったりと腰を下ろして、燻製作りや調理に時間をかけるのも良いでしょう。

アクティブにハイキングやサイクリングに出かけたり、無心に魚影を追ったり川遊びに興じるのも良いでしょう。

バウアーハウスジャパンではお子様たちに色々な生活体験・自然体験が出来る、楽しいキャンプのご提案をさせていただいております。

生活体験とは:兄弟の面倒、調理の手伝い、後片付け(設営・撤去)の手伝いなど

自然体験とは:日の出・日没や満天の星空を見た事、昆虫採集・川遊び、自然観察など

家庭でのお手伝いや自然体験が豊富な子供たちほど道徳観・正義感が充実し、心の成長には不可欠という調査結果も文部科学省から発表(平成10年度)されています。

自然体験・・・子供たちと一緒に童心にもどって遊んでみませんか?
川遊び

キャンプ場は西丹沢の清流河内川に隣接しています。透き通った清流は子どもたちの絶好の遊び場です。流れは緩やかで川幅は約10m、水深は浅い所で30cm、深い所で1m位です。水温は夏でも18度前後とかなり冷たいのですが、子どもたちは大喜びで川に入っています。お子様でも安心して川遊びが出来るように石で小さな堰を作り、プールのような場所も作ってあります。

また、7月中旬〜8月初旬にはそこかしこの溜りには、おたまじゃくしやヤマメ、イワナが潜んでいます。川底の小石を少し動かしてみると沢蟹や水生昆虫も取ることが出来ます。

暗くなるとカジカの鳴き声(口笛の様な鳴き声です)が、キャンプ場にこだまします。

昆虫採集

バウアーハウスは標高約550mに位置し、ブヨや蚊といった害虫はほとんどいません。お子様を安心して遊ばせることが出来ます。

キャンプ場内には昆虫サンクチャリーと称して虫たちに孵化場を提供しています。

7月初旬からミヤマクワガタやコクワガタガたくさん採れます。また、近隣を散策すると蝶やトンボ等の昆虫もたくさん採集できます。

バウアーハウスでは昆虫採集や飼育方法等のアドバイスもしています。

ビオトープ(アヒル池)

場内にあるアヒル池には4羽のアヒルと合鴨が泳いでいます。この調整池はキャンプ場内で使用された汚水を独自の高度浄化処理槽で分解処理した水を使っています。

皆さんに浄化処理機能を維持する為、使用されたトイレットペーパーを流さない「お願い」をしています。みんなの協力で自然(環境)保護が出来ること、その一歩としての「お願い」をお子様たちにも理解してもらえるように努力しています。

毎朝9時と夕刻4時頃にアヒル達にエサをあげています。お子さんも一緒にアヒルにエサをあげることが出来ます。この池にもおたまじゃくし・ヤゴやゲンゴロウなどの水生動植物がいます。彼らの為に「お願い」を実行したんだと、わかってもらえればと思います。おたまじゃくしは採取して持ち帰り、カエルになる過程を観察するのも良いでしょう。

ネイチャーゲーム開催日や内容につきましてはキャンプ場HPまたは、お電話でご確認下さい。)

ネイチャーゲームとは1979年米国のナチュラリスト、ジョセフ・コーネル氏により発表された自然体験プログラムです。

色々なゲームを通じて、自然の不思議や仕組みを学び、自然と自分が一体である事に気づくことを目的としています。自然に関する特別な知識がなくても、豊かな自然の持つさまざまな表情を楽しめるのが、ネイチャーゲームです。

バウアーハウスではネイチャーゲーム協会の認定指導員を招き、幼児から小学校低学年を対象としたネイチャーゲームを随時開催しています。社団法人日本ネイチャーゲーム協会ホームページはhttp://www.naturegame.or.jpとなっています。

ネイチャーゲームの効果として、下記のことが挙げられています。

*自然や環境への理解が深まります。

*五感によるさまざまな自然体験が得られます。

*自然の美しさや面白さを発見できます。

*他者への思いやりや生命をたいせつにするこころが育ちます。

*感受性がたかまります。

自然観察の楽しみ方(図鑑や山遊びの本も管理棟にご用意しています)

ここでいう自然観察とは、ふと立ち止まって足元を見たり、木のこずえに目を凝らす。

そんなチョットした事で生き物たちの営みに気づき自然の仕組みが少しだけでもみえて好奇心が沸く体験、それを「自然観察」と呼んでいます。

からだ全体で自然からのメッセージを感じてください。お子さまに・・・

・耳をすましてごらん・香りをかいでごらん・そっと触ってごらん・目を凝らしてごらん

・水の冷たさ、陽だまりの温かさを感じてごらん と、伝えてください。

自然観察を楽しくする道具たち 服装については別項でご提案します。

・双眼鏡(逆さに使えばルーペ)・虫眼鏡・虫取り網・虫かご・水中眼鏡(プラスチック製)

・バケツ(小)・魚とり網・造園用シャベル(小)・造園用レーク(小)など

子供と歩けるハイキングコース

キャンプ場周辺には、何本もの登山コースが整備されています。コースを縦走すれば、山梨県までも行けます。登山道にはガレ場や鎖場がありますのでお子さま連れの縦走はお勧めしませんが、キャンプ場からお子様連れでも往復2時間程度でハイキングが出来るコースが何本か有ります。お昼のお弁当を持って、ハイキングに出かけて見ませんか?

丹沢渓谷の岩肌を落ちる落差のある滝を見つけたり、つり橋や川を渡り、真っ暗な素掘りのトンネルを抜けるワクワク・ドキドキ体験も出来ます。

管理棟に無料で差し上げるコース案内図や地図のご用意があります。

コース詳細については、管理人にお気軽におたずね下さい。

さかな釣り・ボート遊び(丹沢湖)

キャンプ場脇を流れる、河内川は酒匂川水系の一部として酒匂川漁協が管理・運営し毎年キャンプ場とその上流から春先にヤマメ・岩魚を放流しています。

遊漁期間は毎年3月1日から10月15日迄です。夏季期間でも、早朝や夕刻に約1km上流に上がれば、人影がまばらな溜りでヤマメ・岩魚・マス釣りが楽しめます。但し、貸し竿や餌の販売は近くに有りませんので道具はお持ち下さい。

エサは、川虫やミミズをキャンプ場付近で採取すれば大丈夫です。

また約1km下流には、町営西丹沢渓流釣り場があります。こちらは管理釣り場として営業し、岩魚やヤマメ、ニジマス釣り(1匹200円〜)や、つかみ取りが楽しめます。

釣った魚はお願いすれば、おなかの掃除と塩も振ってくれます。BBQの食材や時間が有れば是非、燻製作りにチャレンジしてください。

丹沢湖にある焼津ボート乗り場でペダルボートや手漕ぎボートが楽しめます。手漕ぎボートを借りれば、丹沢湖でもブラックバスやマス、ヤマメ、ペヘレイ釣りが出来ます。

スペイン語で王様を意味するペヘレイは、山北町の新しい特産品とすべく南米アルゼンチンから移殖されました。白身で淡白な魚ですので焼き魚・フライ・ムニエル・刺身にしても食べられます。但し同じく、釣り道具のレンタルや餌はありませんのでご持参下さい。

サイクリング・丹沢湖記念館・三保の家

キャンプ場付近は、坂も多くサイクリングには適していませんが、丹沢湖を周遊できるサイクリングコースがあります。コースは丹沢湖記念館より玄倉方面に向かい途中、県立丹沢湖ビジターセンター(無料)で丹沢の自然を展示や映像でわかり易く紹介している所を見学し、周遊できるコースと、記念館より世附方面に向かい三保ダムを見学できるコースがあります。両コースとも所要時間は約1時間半、アップダウンも無く、完全舗装ですので子供でも快適なサイクリングが楽しめます。

丹沢湖記念館には有料貸し自転車が大人用60台・子供用20台用意され、駐車場も完備されています。丹沢湖記念館では、丹沢湖誕生の写真やビデオが放映されています。

隣接した「三保の家」は、湖底に水没した世附の集落にあった約120年前の民家を移築し、当時の生活用具や写真も展示されています。両施設とも無料で開放されています。

生活体験・・・楽しいキャンプにはみんなの協力が必要です。

キャンプサイトで過ごす為に必要な知識はそれほど多くありません。いつもと違う自然の中でみんなの協力のもと、寝室となるテント、リビングやキッチンとなるタープを張って調理道具や椅子テーブルを設営すればよいのです。その後は、それぞれに個性的な快適キャンプスタイルを見つけてください。ここでは、ベーシックな設営手順や快適キャンプを楽しむ為の、ご提案をさせていただきます。設営撤去や調理には、是非お子さんの手も借りて、みんなで創る、快適キャンプサイトで色々な楽しい体験をしてもらいましょう

いつキャンプを楽しむか・・・季節月はバウアーハウスを基準としています。

春(3月〜5月)自然の息吹を体験できるのがこのシーズンです。       

気温が少しずつ上がり、山々に色彩が戻ってきます。山の針葉樹と広葉樹の緑と深緑のコントラストが素晴らしく、山に力を感じる季節です。日中陽が射せば暑い位ですが、日没後は冷えてきます。冬用の衣類や焚き火で暖をとってください。

夏(6月〜9月)鮮やかな緑と清流のフィールドで思いきり楽しんでください。

下界の喧騒と蒸し暑さから逃れ、高原の涼しさと清流での川遊び。豊な自然の中での昆虫採集や自然観察などのアウトドアを満喫してください。

高原のため湿度が低く、サラッとした風が心地よいのですが日差しは強いので、必ず帽子や日焼け止めなどはお持ち下さい。また夜半や明け方は冷える事もあります、雨具にもなるナイロン製のウィンドブレーカー等をご持参下さい。

秋(10月〜11月)紅葉のシーズンです。焚き火を囲んで静かな夜が過ごせます

丹沢山系と丹沢湖周辺の紅葉シーズンです。春と同じく、日中は陽が射せば暑い位ですが、日没後は冷えてきます。冬用の衣類や焚き火で暖をとってください。体の芯から温まる煮込み料理をゆっくり時間をかけて作るのがお勧めです。

冬(12月〜2月)木枯らしや降雪のシーズン、経験を積んでから出かけましょう。

訪れる人も非常に少なく、静かで落ち着いたキャンプが楽しめます。この時期はなんと言っても空気がピンと澄み渡り、満点の夜空に星たちが一番美しく輝きます。朝晩は−5度前後に冷え込みます。この時期は、キャビンご利用がお勧めです。バウアーのキャビンは、寒冷地仕様で暖房付き、快適な睡眠がお約束できます。防寒服が必要です。

快適なキャンプサイトの設営をするために

ここでは、キャンプ場に到着してからの設営手順をお伝えします。

基本的に、使う人がスムーズに動けるようにテント・タープ・キッチン・車輌を配置することです。後は、サイトの形状、地形、位置、景観、風向きなどを考慮してレイアウトすれば快適なキャンプサイトが完成するはずです。

設営の基本手順

レイアウトを考える → 荷物を車から降ろす → 車を止める → テント・タープを立てる →

椅子・テーブルをセット → キッチンをセット → ランタン、その他備品をセット

キャンプサイトの設営

<レイアウト>・・・自然の条件を考慮に入れて

テントでいかに快適に就寝できるかで、翌日の楽しいアウトドアが楽しめるかが左右されます。幸いバウアーには、夏でもやぶ蚊や害虫も少なく夜は高原特有の爽やかな風も感じて寝る事が出来ます。テントの設営場所としては、共用通路より奥まったなるべく高台で出来れば風除けの樹木が有る所を選んでください。そうすれば夜半の不意の雨や風でも、テント内が浸水することも、強風でテントがバタつく心配もありません。

タープは雨や直射日光から守ってくれる機能性と、キャンプのメーンイベントである楽しい会話や食事の場となるLDKのスペースを作ってくれます。タープの設営によりキャンプサイトがよりプライベートでリラックスできる空間に仕上げる事ができます。レイアウト的には、自然の景観が楽しめ、ポールとロープのみで立てるヘキサゴンタイプなどは風の向きと抜けを考えて向きを決定してください。キッチンは、火を使う所です。風除けはあれば便利ですが、燃えやすいもののそばや下では絶対やらないで下さい。また、お子様が通り抜ける通路になるような所も、危険です。雨が降っても大丈夫なように、天気が良くてもタープの端やテーブル脇の調理しやすいスペースに設置しましょう。

<設営>・・・みんなの協力で快適キャンプサイト

大体のキャンプサイトのレイアウトが決まったら、テントとタープの紐を解いて、みんなで四隅を持ちながら実際の設営位置を決めましょう。テントの四隅の穴を引っ張りながらタルミが無いようにペグを打ち込みます。ペグ打ちには、テントの付属品ではなくチョット大き目の木槌や硬質ゴムハンマーなどが用意できると重宝します。

お子さんにも是非、ペグを打たせてあげてください。またペグについては、バウアーハウスのような硬く絞まった整地された地面では鉄製のペグがお勧めです。また、地面からの湿気を防ぐ為にテントの下にレジャーシートや建築用のブルーシートを敷けば完全です。

但し、バウアーでは、テント中敷用としてウレタン簡易畳を無料でお貸ししています。

これをテント内に設営後、敷き詰めれば快適に過ごせます。

タープも同様に広げ、自立型やヘキサゴンタイプで設営方法は違いますが、みんなで協力し設営してください。設営中に風などであおられる事もあります。2名以上で設営すれば、慣れれば短時間でテントとタープの設営が出来ます。初めての方は、バウアーハウスのスタッフに声をかけてください。お手伝い、ご指導もいたします。

テントとタープが立てば後は、キッチン・椅子・テーブルのセッティングやランタンの準備、テント内にマットや畳も敷いて寝袋も広げてあげましょう。もうお子さんは大喜びでテントに入ったり出たりです。でもまだまだ、下ろした荷物の後片付けも一気にやりましょう。設営は、初めてでも通常2時間くらいです。慣れれば1時間もあれば充分です。

その後は、場内を散策したり河原で遊ぶのも良いでしょう、炭をおこしたり自慢の野外調理の準備を始めるのも良いでしょう。

丹沢の豊な自然の懐で、おもいおもいのアウトドアライフを楽しみながら、それぞれが自由気ままにたくさんの想い出づくりをしてください。

ここでは、キャンプのメーンイベントの食事やお持ちになったらよいグッズ類のご提案をしてゆきたいと思います。

持って行きたい、あると便利なキャンプ道具たち

<調理器具>

カセットコンロ冬のお鍋で使う家庭用のもで充分です。予備のボンベは忘れずに。

ボンベが爆発する危険があるので、絶対にボンベが隠れるような鍋や鉄板は利用しない事。

ご飯を炊いたりする時の、火力調整や安定した火力が欲しいときに便利です。

BBQコンロ 脚付きでサイズは幅50cm以上あれば充分です。鉄板と焼き網が左右2分割の物ではなく、単独で使うもののほうが食材の置き場所で火力調整が出来るので便利です。BBQ利用以外にも、焼き網の上で鍋を使い長時間火力が必要な煮込み料理などを調理するときにも使えます。調理が終わったら網と鉄板を外し、炭の上に薪を入れれば炊き火台にも変身します。

天ぷらガード アルミホイルで出来た物。下を少し切って広げて調理台にテープで留めれば、コンロの風除けにもなり、火力も逃げません。

上記3点があれば特別にキャンプ用にバーナーなどそろえなくても大丈夫です。

<炭と着火方法>

BBQコンロでお使いになる炭はなるべく良いものを選びましょう。お勧めする使用方法は、良い炭(備長炭などの硬い炭)は、着火が良くないので、最初に安い炭(軟らかい炭)を着火剤の周りに置き、その上に硬い炭を載せて山の形にします。着火後15分位はそのままにして、炭の山から炎が上がってきたらもう少し硬い炭を加えてやるか、炎が小さいようでしたら柔らかい炭を加えてやります。最終的には、固い炭に着火し周りが白くなり炎も上がらなくなったら炭の山を崩してやり、BBQコンロの面積の三分の二位に炭を広げます(約1時間)。全体に炭を広げると、焼きあがったものの置き場や火力調整が出来なくなります。カセットボンベに付けるトーチで炭をあぶってやるのも方法です。

<調理器具と道具>

料理のメニューにもよりますが、基本的に持参するト便利な調理備品を列挙します。

フライパン(出来れば蓋も)・お鍋・ヤカン・お玉・菜ばし・ザル・ボウル・包丁・まな板

缶きり・ピーラー・トング・炭バサミ・軍手(ミトン)・アイスボックス・水用ジャグ

食器類/カトラリー(木製や割れ難い物、プラスチック製は油落ちがあまり良くありません)・

キッチンペーパー(新聞紙代用可、油脂分を先に拭き取って洗うと楽です)・

テーブルクロスは出来れば持参したい1品です。食卓が一気に華やぎます。

ゴミ袋・洗濯物を入れるような手提げカゴ(運搬に便利)・その他

牛乳パックを開いて使い捨てまな板の代用にする事も出来ます。

アイスボックスは、発泡スチロールのものでも代用できます。

保冷剤代わりに、ジップロックに入れ冷凍した肉やペットボトルを凍らした物でも可。

布製ガムテープもテーブルに小さなゴミ袋などを固定するのに何かと重宝します。

お玉や菜ばしなどを引っ掛けるのに、針金ハンガーを固定しておくのも便利です。

アルミホイルは調理にも重宝しますが、ランタンのリフレクターも作れます。

<野外料理レシピー>  キャンプでの夕食はキャンプのメーンイベントです。

お子さまと一緒に皮むきや料理の下ごしらえ、焚き火の調節や勿論テーブルセッティングから後片付けまでみんなで楽しくやってください。最初は簡単料理から、その内ジックリ人気のダッチオーブン料理や燻製作りにも挑戦してください。

*基本的に野外生活は設営撤去から料理も含め、男の仕事場です。

 いつもと違う、お父さんに子どもたちもビックリするでしょう。

奥様やお子さんにはジックリ、ゆっくりいつもと違う時間を楽しんでもらいましょう。

お鍋や飯盒を使ったご飯の炊き方から、洋風炊き込みご飯のマラカーベやフライパンを使ったパエリヤ、イーストを使わないパン、チャパティの作り方。

朝食やお昼用にグリルチーズホットサンド、缶詰を使い一味加えたクリームシチューや超便利な何にでも使えるトマトミートソース、チキンをさっぱり梅和えソテーのレシピーや、野外調理で一番人気の調理器具ダッチオーブンを使ったパンの焼き方からロースト料理、段ボール箱を使って簡単に出来る燻製作りを「クラブBHJ」Enjoy Cookingで公開しています。

是非一度覗いてみてください。その他こだわりの調味料やスパイスもご紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

<キャンプの夜を演出する> 静かな夜を演出してくれるランタン・ライト・焚き火

日常生活では、TVの音や音楽、雑踏の音も無い夜を過ごすことは殆どないと思います。そんな静かな夜を演出してくれる、ガスや白ガソリンを燃料にした電灯や蛍光灯と違った柔らかな明かりを燈すランタン。用途に応じた使い方で、夜を演出してください。

サイト全体を照らすもの、食卓を照らすもの、それと野生動物と出会えるナイトハイク、キャンプ場内の移動やテント内でも安全に使用できるランタンを用意しましょう。

マントル式ランタン(LPGガス・ホワイトガソリン

キャンプサイト全体を照らす用途や、小さいものは食卓用としても使えます。

燃料として、ホワイトガソリンのものとLPGガスボンベを使うものがあります。

ホワイトガソリン式はコンロ等とあわせれば燃料の携帯が楽になりますが、内圧をあげる為に随時ポンピングする手間があり、燃料は揮発性が強いため保管には注意が必要です。

LPガス式は、装着のみで使用でき、手間要らずですがメーカーによりクチ金の形状が違うので、気を付けて購入しないと数種類のボンベを携行するようになります。

双方とも、明るさは200W以上有り、明るさに不満はないでしょう。

但し、燃料を燃やす事でマントルを発光させているので、テント内では使用できません。また、ランタン上部が非常に熱を持ちますので、そこに触れただけで火傷をします。

お子様の火傷には充分ご注意ください。

また、一度炭化させたマントルは振動に非常に弱いので、キャンプの度に付替える準備と、ランタンを手に持っての移動は前述した熱もあり控えたほうが懸命です。

予備の燃料は忘れずにお持ち下さい。吊るす為に、針金ハンガーがあると便利です。

樹木の枝に下げる場合は、樹木の肌に絶対に触れないように、最悪火災が発生します。

電池式ランタン

明るさは燃料式にはかないませんが、発熱もなく卓上用やテント内の利用や足元を照らす特性から場内の移動用に重宝します。使い方ですが、電池は新品で一晩は持つようです。

必ず予備の電池はお持ち下さい。

懐中電灯

懐中電灯は、頭につけるヘッドライト式のものと手持ち式のハンドライトがあります。

ヘッドライト式は調理や両手を使う作業に向いていますが、遠くを照らすには不向きです。

ハンドライトには蛍光灯ランタンと一体化したモデルもあります。

昆虫採集やナイトハイクには、ランタン付きハンドライトが重宝します。

焚き火

バウアーハウスジャパンでは地面で直接火を使う、直火利用はお断りしています。

キャンプ場では、無料で持ち手の付いた鉄製のペール缶を炊き火用にお貸ししています。これを使えば、直火でなくても焚き火は充分に楽しむ事が出来ます。薪も販売しています。

また前述したように、調理の終わったBBQコンロを利用したり、鉄板を敷いていただければ、地面で火を使う事に一切の制限はありません。

焚き火を地面で直接使用した場合には、地面や石にクッキリと焼け跡が残ってしまいます。皆さんに気持ち良く、快適に使っていただくために、是非容器や鉄板を利用しての焚き火をお願いします。勿論、炭捨て場のご用意も場内にご用意しています。

花火

バウアーハウスでは他のお客さまの迷惑になるため、打ち上げ花火や大きな音のする花火は、ご遠慮いただいています。

但し、手で持てる花火には制限はありません。売店でも販売しています。

<撤収作業> 手際よくサイトを撤収する、共同作業の締めくくり

最終日の朝、楽しかったキャンプも終わりチョット憂鬱な撤収作業。

でも、手早くきちんと段取り良く行いたいものです。

まず、特に夏の場合は起床し晴天ならば、シュラフ(寝袋)を干し、撤収日の朝食はだれか一人に任せるか、なるべく簡単なものにする。シュラフを干している間に、もう使わないテントのペグを抜き、ひっくり返して底面も乾かす。乾かし終わったら、空気を上手に出入り口から抜きながら、ペシャンコにして袋に詰める。朝食前に出来れば、テントや寝具類など食事に使用しないものは積み込みまで済ましてしまう。食事後に手分けして、食器洗いや器材の片付けをし、最後にサイトにペグやハンマー、ロープなどの忘れ物がないか確認しながら、サイトの地面に落としたゴミも拾ってチェック完了。

楽しかったキャンプの想い出をいっぱい積んで帰りましょう。

天気が良くて、時間があればもう少し河原で遊んで言っても良いかもしれません。

その時は、管理人までお知らせ下さい。日中の日差しは非常に強く、暑くなります。

空気がまだヒンヤリしている早朝に、出来るだけの撤収作業を済ませてしまえば、気持ちに余裕も出ますし、何よりも肉体的に非常に楽です。

椅子とテーブルさえあれば、木陰でゆっくりコーヒーも楽しめるんですから。

<服装や装備品>基本は屋外での動きやすさと、寒暖の差や天候に柔軟に対処できる事

キャンプに行く為に、わざわざアウトドアショップや登山用品店で装備を揃える必要はありません。バウアーハウスでは、テント・タープ・シュラフ・調理器具・ランタン・椅子・テーブルなどの一式が揃ったレンタルプランや単品での貸し出しも出来ます。

キャンプ場は標高があるため、寒暖の差がかなりあります。夏でも念のため、雨除けにもなるナイロン製の長袖ウィンドブレーカーや雨カッパはお持ち下さい。

また、紫外線も強いので、帽子や日焼け止めクリームもご持参下さい。

服装に関しては、夏季は半袖やショーツで勿論大丈夫ですが、夜にはパンツもあったほうが良いかもしれません。シャツやパンツ、ショーツは通気性に優れ乾きやすい化繊素材のものがお勧めで、ベルト不要のものがお勧めです。

足元は、川に入る事を考えると、かかと紐のないビーチサンダル系は流失したり、歩きづらいので、スポーツサンダルがお勧めです。

ハイキングには、脱ぎ履きのしやすいローカットのトレッキングシューズや履きなれたスニーカーが良いでしょう。但し、渡河する事もあります。

布製などの水はけの良いものか防水に優れたもののどちらかがお勧めです。

椅子やテーブルは出来れば別体式をお勧めします。一体式ですと、椅子のみを持って異動も出来ませんし、テーブルの安定が悪いです。何より座ってリラックスできません。

食卓用以外に、調理台として使える予備のテーブルが1台あると作業に非常に便利です。

寝具としては、たとえシュラフが有ったとしても、化繊の毛布を2〜3枚用意したいです。

畳の中敷の上にシーツ代わりに敷いたり、寒ければシュラフの上に羽織れます。

食品については、自宅である程度の下ごしらえ(皮むき・切り分け)をして、肉系は下味を付け切り分けて冷凍して持ってくれば、手間なしです。ジップロックの袋が重宝します。

調味料やスパイス系は大きめのタッパーの中に小瓶などに分けて入れ、生姜やニンニク、からし、ワサビなどはチューブのものを利用すると便利です。

薬関係では、風邪薬・虫さされ、シップ薬、日焼け止め、傷薬(軟膏)、消毒液、消化薬、バンドエイド・包帯、目薬や体温計などの入った救急箱も忘れずに。

<収納・積載> 効率よくわかりやすくパッキングする

衣類や調理道具など用途別にプラスチックケースなどに入れると中身も見え積み重ねられ、少しの雨なら屋外においても大丈夫です。寝袋や毛布などの柔らかい荷物は揺れ止めに隙間に入れれば、荷崩れも防げます。

到着して、荷物を開けなければ何がどこに在るかわからない状態だけは避けたいものです。


以上、長々と書きましたがまだまだ書ききれない事もたくさん有ります。初キャンプの方は、説明不足で不明な点や不安な点があるかと思います。そんな時は、遠慮せずバウアーハウスまでお電話下さい。出来る限りのお手伝いをさせていただきます。

バウアーハウスジャパン
 
支配人 竹内 秀伸