今、ドーピング薬物は200種類以上ある。

ドーピング検査は68年、メキシコオリンピックから導入
「ドーピング」問題 <遺伝子ドーピングの時代>

今後、新しいドーピングとして「遺伝子ドーピング」が利用されようとしている・・・

遺伝子ドーピングとは
  肉体の能力を向上させる遺伝子そのものを人体に組み込んで改造する。
  薬ではなく、DNAそのものを入れる
  「生まれつきの素質」といわれるものを後天的に作る、いわば「サイボーグ
        筋肉を増やす遺伝子、赤血球を増やす遺伝子など・・・

  たとえば筋肉を増やす遺伝子
  人間には「これ以上筋肉をつけてはいけない」という制御の遺伝子がある。(体への負担を避けるため)
  この遺伝子の働きが弱いと、どんどんと筋肉組織を作ってしまう。
  これを人造的、意図的にに作ろうというもの(タンパクブロック)
    →マウスでは成功済み:インスリン成長因子というタンパク質を作るDNAを導入
                     →15〜30%増加 筋力2倍

これは大変発見が難しい。(薬ではないので、体内に残らない)
 調べるには、筋肉組織をとって調べなければならない。
 しかし、試合、競技のたびに選手の体を傷つけるのは難しい。
    ↓
 状況証拠から証明せざるを得ない。(急激に筋肉が発達した・・・など)

もともとこの技術は、筋ジストロフィーや筋力の弱っていく病気の人を救おうと研究されたもの。
しかし、この技術の発表の際、注目したのはスポーツ関係者だった。
1968  メキシコ 1   興奮剤
1972  ミュンヘン 7               
1976  モントリオール 11   筋肉増強剤の検査開始
1984  ロサンゼルス 12                      
1988  ソウル 10   100Mのベン・ジョンソン選手から筋肉増強剤
  ロス五輪では検出困難とされていた薬物が検出
1992  バルセロナ 5                     
1996  アトランタ 2                          
2000  シドニー 11                      
2004  アテネ 24   ロスの倍 過去最多  7つのメダル剥奪(金3個含)
  遺伝子ドーピング禁止盛り込む