掲 載 紙


亡母についての記事【article_01.pdf へのリンク】を見付けました。

■ 掲載紙 

 治療学 2002年 11月号 vol.36 no.12. ライフサイエンス出版(株

座談会
肺血栓塞栓症の臨床的対応と問題点
出席者 大田健 国枝武義 折津愈 檀原高

亡母について発言したのは檀原高医師です。檀原高医師は、亡母が順天堂に入院した時は呼吸器内科の助教授でした。赤い下線を引いた箇所は、亡母のことです。

■ 檀原高医師の発言について

檀原医師は「高齢女性で、PPH(原発性肺高血圧症)かどうかが問題になった症例を経験しました。高齢者の原発性肺高血圧症はおかしいということで問題となりました。」と発言しています。
しかし、PPH(原発性肺高血圧症)の年齢分布としては、20歳代から50歳代まで同程度のは発症を示していて、65歳以上の高齢者は27例(12.2%)です。男女比は1:2.64と女性優位の発症を示し、特に高齢になるにつれて女性優位となる傾向が認められています(日本臨牀 2001年6月号 p.1047-52)。
檀原医師の「高齢者の原発性肺高血圧症はおかしい」との発言自体おかしいのです。原発性肺高血圧症について知らないのです。

亡母の入院中、原発性肺高血圧症の患者としては3人目と聞きました。檀原医師は、肺血栓塞栓症(急性、慢性を含めて)としては2人目と発言しています。

■ まとめ

亡母が順天堂に入院したことにより、病気(原発性肺高血圧症、肺血栓塞栓症ともに)について、経験および実績がないことが、はっきりと分かりました。