雁府の小橋 Small bridge at Karifu リンゴ園 Apple orchard SELECTION Hiyamizu & Masse river
RIVER PORT HOUR 2
Autumn Hill before
juncture. Filming: October
27 2015 秋 合流地点前の丘。 撮影: 2015年10月27日
Hiyamizu & Masse river : It
streams in Kazuno city, Akita prefecture, and flows into the Yoneshiro
river. 6.0km in length. 冷水・間瀬川: 秋田県鹿角市を流れ、米代川に注ぐ。長さ6km。 |
★。。。。。。。。。。。。。 △ 米代川合流地点 Its junction with the Yoneshiro river △ 雁府 △ 高市 |
▼ Hiyamizu &Masse river: 2013.11.9
▼ Hiyamizu
&Masse river: 2011.5.24
▼ Hiyamizu
&Masse river: 2007.10.4
▼ Hiyamizu
&Masse river: 2006.9.26
撮影レポート スポンサー募集
Updated
2015.11.4 物見坂を歩いて通ったら、自然と歴史がよく見えた ☆10月27日、JR花輪線の東大館駅9時22分発の普通列車で十和田南駅に。 沢尻駅から米代川右岸の葛原にある吊り橋跡を撮影した。窓がうっすらと汚れていたが、きれいな映像だった。小真木鉱山跡の撮影はタイミングが悪くて、帰りにやり直した。2013年の大雨で山の頂上から大規模に崩落していた。 列車には女の乗務員がいた。アナウンスや切符売りなどの仕事をしていた。第3セクター内陸鉄道のようにアテンダントを乗せて、列車内のサーヴィスを向上させる目的だろう。 十和田南駅に9時58分到着。来満踏切にもどり、物見坂橋に行った。錦木バイパスの北の毛馬内と南に広がる鹿角花輪の街を撮影。排気ガスの映像も。そこからリンゴ園を歩きながら思ったのだが、寺坂とストーンサークルに通じるメインストリート物見坂橋コースを今まで一度も通らなかったのは、どうかしてる。サイクリングは高台に上がるのをさけるから、だろうか?それにしても、リンゴ園のあるのどかな風景にはうっとりする。 しかし、時間を忘れるだけでなく、道も分からなくなる。田舎らしい小道とのY字路で通りすがりの自転車の男性に聞いた。 ―小枝指(こえさし)に行くには、こっち通ればいいんですか? 聞き取れないようなので、館(たて)と言いかえた。長谷川一夫を連想させる目だった。 ―坂を上って行げ。降りるど、だめだ。 小道を歩いて行くと、自転車はリンゴ園の中を一周してアスファルト舗装の坂にもどった。坂の入口には枯草古墳がある。大館に帰ってから、この出会いは小枝指館遺跡と不思議な連関がある神功皇后と仲哀天皇のドラマを想い出させた。仲哀天皇の役にふさわしい俳優だ。 寺坂から南の河岸段丘にある館(たて)集落に行き、小枝指集落の外れの神明社を撮影した。何年か前に通りすがりにVカメラにメモしたが、近くで見ると、屋根は大日堂に似た様式で、古ぼけた額に八幡社とある。アマテラスを祭る神明社ではなかった。ぼくの記憶ちがいか? 小枝指から雁府(かりふ)に向かった。小橋に着くまでに牧場と廃棄物処理場があった。処理場の会社名は〈ツカサ〉最近世間を騒がせている山口組の経営と思ってしまいそうだ。 雁府の橋にたどりついて、無名のメイカーのドーナッツとコーヒーの昼食にした。駅から8km。2時間。 仮の府と読めるおかしな地名、雁府の橋の上流には採石場がある。冷水川は別に汚れていない。ただススキなどの雑草が絵にならない川にしている。これは間瀬川との合流地点まで変化がない。 冷水川の左岸の林には細い歩き道が通ってるので、割と楽に接近して流れを撮影することができた。小橋がある地点では右岸に渡り、撮影した。 荒廃した水田跡が目立つ。リンゴ園はほとんど収穫を終えていた。 高市の終点まで3kmの単調な撮影。冷水川はそこで間瀬川と合流する。終わってから、この地域の中心である小平に行き、チョコレートを買って食べながら、アップダウンの新斗米(あらとまい)
と小枝指集落の中を通った。館跡の北斜面をじっくり見ることができた。今まで見ていなかったことがいくつかあった。 4時すぎ十和田南駅にもどった。大館行きの列車に間に合うか、という危ないドラマだった。 ☆ コンクリートの用水路。 A concrete canal. Filming; October 27 2015 |
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荒れ果てた水田跡 写真集 |
Atelier
Half and Half