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HHJ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Updated 2014.12.28

 

小畑市長の沈黙;

大館市のPFI法と条例の読み方 -C

 

cat willow 2013.10.15

(質疑3)

3 小畑市長は条例違反の認識がありながら事業計画を遂行、あるいは不正を黙認して実行させた。いずれにしても、地方自冶法第2条と地方公務員法第32条に反する行為である。市長はそれをどう考えるか

聖パウロ教会と幼稚園

(回答3)

重ねて申し上げますが、計画は建築基準法を順守したものであり、日照権に係る問題に関して条例違反であるという認識はございません。

 

9月定例市議会に市営向町アパート建てかえ事業計画の7階建てに反対する請願書が提出された。理由は7階建てが北側の住宅街の日照権を奪うことである。

 

請願書はこう述べる。〈この住宅の北側に面した市道は4階建ての現在においても、冬期は終日凍結していることが多く、自動車の滑走事故や歩行者の転倒事故が多発する危険な状態が続いてきました。今回の高層化において、この状況がさらに悪化すること、加えて幼稚園や多くの一戸建て住宅が日照や通風を妨げられるであろうことは市も事業者も承知しているところです。さきの6月に開催された説明会が紛糾し、7月に改めて開催された懇談会で市は「現在と同じ4階建てへの変更を検討する」と説明〉ところが、812日の懇談会では話が急転した。契約どおり7階建て建設計画。理由は、大館市住生活基本計画や変更による事業への影響を総合的に判断した結果であるという。

 

向町住民の請願書によれば、大館市も事業者(大館住宅開発)7階建てアパートが建築基準法第56条の日影規制に違反するという認識がある。6月の説明会でそういう議論が行なわれたようだ。これは新聞などの報道が市民に知らせようとしなかった事実である。向町住民の請願書がでたらめなことを書いているというなら、公に批判すればいいだろう。

 

回答書は〈建築基準法を順守した〉と言うだけで、なぜ違反でないか、理由を明らかにしようとしない。説明不足なのは、市民に納得してもらうために説明するという民主主義の基本的な考え方が欠けているからだろう。それで条例違反もないと主張しても、市民は向町住民の請願書を正しいと信じるにちがいない。

 

政治関係者や行政機関の二枚舌はよくあることだ。向町住民と他の市民のあいだに情報の共有がないのは、コミュニケーションの混乱と被害地域の孤独、大館市の分裂を引き起こす環境になる。

これは妙に夏の洪水で浮かび上がった問題に似ている。

 

小畑市長はなぜそういう謀略的な手法を取るのか?

向町住民と聖パウロ教会と幼稚園が不正に対する忍耐力を持つように教育するつもりなのか?それは、これから問題になるだろう。

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

 

注記; 建築基準法違反でないと弁護しているのは、地元の北鹿新聞と大館新報である。秋田さきがけ新報は記事の中でその問題から逃げている。

 

 

▼ 小畑市長の沈黙; 大館市のPFI法と条例の読み方 -B

▼ 都市計画課は〈条例を無視して〉ではない

▼ List 6 立法・行政・司法

 

 

 

 

 

 


Updated 2014.11.29

 

小畑市長の沈黙;

大館市のPFI法と条例の読み方 -B

 

cat willow 2013.10.13

(質疑2)

市営向町アパート

2 説明不足は正当化されない。都市計画課に〈条例を無視して市民をだまそう〉という意図がなかったとすれば、誰か、たとえば小畑市長が、市営住宅整備基準条例違反の計画を立てるように指示したと考えていいのか?

(回答2)

日照権に係る問題に関して「条例を無視して市民をだまそう」という意図は、全くございません。

また、そのような意図で計画を立てるよう指示されたこともございません。

 

向町アパートの7階建ては〈必要な日照〉に配慮すると定めた市営住宅整備基準条例に明らかに違反するが、建設部都市計画課は条例を無視して市民をだまそうと意図したことがなく、指示されたこともなかったと回答している。

しかし、その結果は予想しなかった7階建ての建設になった、というのは奇怪なストーリーである。

向町アパートの7階建てはどんな必然性から来るのか?実施方針書を参考にすると、そこには4階建ても7階建ても記されていない。ただ戸数が示されているだけである。大館市の要求水準は1LDK12戸と2LDK30戸。新町住宅(4階建て)は1LDK12戸と2LDK3戸。中町住宅(4階建て)は1LDK12戸と2LDK6戸。向町アパートの2LDK30戸の要求が建築設計会社に7階建ての図面を引かせたことになる。

 

その2LDK30戸という数字には、どんな根拠があったか?

説明は、市民が知るかぎり20116月定例市議会での一般質問に対する小畑市長の答弁しかない。つまり、建てかえは〈緊急性〉〈現実性〉〈住民の要望〉〈中心街のにぎわい回復〉を総合的に考えて、というのである。〈緊急性〉とは地元新聞もよく言うように建物の老朽化だろう。水回りの改修が技術的にむずかしい防火設計の建築らしいので、その通りだろう。〈現実性〉とは財政状況から見れば、むしろ反対で、将来的に土台を揺さぶる事業である。これは大館オンブズマンの反対理由でもある。建設業者の経済的現実性であるとすれば、分かりやすい。

〈住民の要望〉については確認していない。〈中心街のにぎわい回復〉とは第一に経済的な繁栄を意味すると思われるが、アパート建設の他に周辺だけで快適な暮らしを支える都市形態を大館市がみずから創造するような構想がないのだから、無駄に終わる可能性が強い。市民を多く集中的に住まわせても、車社会なので、ショッピングは郊外に出かける。駐車場はそのために設定されたのではないか?ついで言うと、新町と中町アパートの1階にも、何台置けるか明らかでないが、駐車場が設定されている。

 

とはいえ、住民はアパート生活者だけではない。それを想い出させたのが向町アパート北側の日影問題である。そればかりか、騒がしい環境になることを心配しなければならないだろう。

 

向町アパートに2LDK30戸を必要とする根拠は、あいまいな想像でしかない。大館市は計画の変更を考えるべきではないか?

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

 

▼ 小畑市長の沈黙; 大館市のPFI法と条例の読み方 -A

▼ 都市計画課は〈条例を無視して〉ではない

▼ List 6 立法・行政・司法

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2014.11.29

 

小畑市長の沈黙;

大館市のPFI法と条例の読み方 -A

 

cat willow 2013.10.10

市営向町アパート

107再質問に対する建設部都市計画課の回答が送信されてきた。

 

(質疑1)

927日の回答では、都市計画課は市営住宅整備基準条例違反を知りながら、事業計画を実行したことになる。認識があったというのは重大なことである。それでこういう疑問が起きる。

1 日照権の侵害で住民の反対が当然予想される向町アパートだけ7階建てにしたのはなぜか?

別の面から言えば、新町アパートは北側に広い駐車場があり日当たりの問題はないが、どんな理由で7階建てにしなかったのか

(回答1)

市はPFI法に基づき公表しながら事業を進めてきました。条例違反となる事業計画とは考えていません。また、新町住宅が7階建てにできないのは、建築基準法令による建築計画上の制約があるためです。

 

都市計画課はPFI法を読んだのか?最初にそう思った。PFI法に違反していることは、9月2日〈市営向町アパート建てかえ事業計画はPFI法違反〉で批判したとおりだ。この回答の責任者は疑惑の的である〈公表とは実際にどんな行為か、説明しようとしないで、正しいプロセスだと主張している。新アパートの階段は踏み段が壊れ放題の設計だろう。そのあと、不意に事業計画が条例違反でないと話を進めて正当化するのは、正常なのか?

PFI法と市営住宅整備基準条例はカテゴリーがちがう。環境保護に関する規定はPFI法にはない。

しかし、そのような人権を守るために必要な基本的な枠組みとして透明性の原則を定めている。

ただ条例と書くのは、それを破り捨てたような内面の現われである。

 

建築基準法については、56条に日影規制という条項がある。それを向町アパートの建設に適用しないのは、住民が疑うように〈他の理由〉があるからだろう。

新町アパートが7階建てにできないのは、建築基準法の何条に引っかかるのか、説明がない。説明責任を果たして、?の制約があると書けば、余計な妄想を与えたり多忙な市民を煩わせたりしない。

 

参考; 市営向町アパート建てかえ事業計画はPFI法違反

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

 

▼ 都市計画課は〈条例を無視して〉ではない

▼ List 6 立法・行政・司法

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2014.11.11

 

都市計画課は〈条例を無視して〉ではない

 

cat willow 2013.9.27

向町アパート前

924日送信した質問書〈市営住宅整備基準条例と地方公務員法違反に関して〉に回答があった。

 

■質問

反省したが、計画の変更はないというのは、反省がないことに等しい。

請願書は日照権をそこなう7階建てに反対しています。これが市営住宅整備基準条例に違反することをよく知っているのは、他でもない小畑市長と大館市建設部都市計画課です。市営住宅整備基準条例に規定された〈必要な日照〉の配慮に反することを知っているからこそ、情報の透明化に積極的でなかったのではないか ?そこには市民をだまそうという意図が見えます。

市長には、なぜ都市計画課が条例を無視した計画を立てたか、市長がそれを承認したか、地方自冶法と地方公務員法にしたがって明らかにする責任があります。

 

■建設部都市計画課営繕係の回答

向町の市営住宅建替えにあたり、新町や中町と合わせた3団地で現状の戸数と同じ80戸を目指し、最終的には75戸の計画をしました。

決して条例を無視して市民をだまそうと意図したわけではございませんが、近隣住民への説明が不足していたことは深く反省しております。

 

 

都市計画課は市営住宅整備基準条例違反を知りながら、事業計画を実行したことになる。その理由は明らかでない。認識があったという事実は重要である。それについては、小畑元市長が向町住民と市民の理解を得るために誠実に答えるべきだろう。

 

こういう疑問がある。

1        説明不足は正当化されない。都市計画課が市民をだまそうという意図がなかったとすれば、誰か他の者、たとえば市長の意思で条例違反の計画を立てたのか 

2        住民の反対が予想される向町アパートだけ7階建てにした理由は何か 

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

 

▼ 市営住宅整備基準条例違反はどうなるか ?

▼ 市議会は新向町アパート7階だての認識がなかった

▼ List 6 立法・行政・司法

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2014.10.21

 

市営住宅整備基準条例違反はどうなるか ?

cat willow 2013.9.10

市営向町アパート

9日の建設水道委員会は市営向町アパート建てかえ事業計画について小畑市長と質疑を交わした。市長は住民への説明不足を反省したという。しかし、計画の変更はない。市議会への説明不足は問題にならなかった。日照権をそこなう7階建てに反対する請願書は継続審議に決まった。日当たりを悪くする市営住宅の建設が大館市の市営住宅整備基準条例に違反することは明らかだが、建設水道委員会で議論された様子はない。〈必要な日照〉に配慮すると平成24年定めたのは、他でもない小畑元市長である。

 

特別職地方公務員の市長や建設部都市計画課職員が条例に反する行為をした場合、あるいは他の公務員の不正を黙認した場合、どうなるか ?

 

地方公務員法第32条〈職員は、その職務を遂行するに当たって、法令、条例、地方公共団体の規則および地方公共団体の機関の定める規定に従い…[]

 

そういうわけで、市営住宅整備基準条例に違反することは地方公務員法が定めた基本的な義務に違反することになる。それを知りながら住民と市議会に長い期間説明を怠ったことは、過失ではありえない。憲法にしたがう議会制民主主義に対する意図的な挑発と考えるべきだろう。

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

 

▼ 市議会は新向町アパート7階だての認識がなかった

▼ List 6 立法・行政・司法

 

 

 

 

 

 

 


Updated 2014.9.27

 

大館橋南交差点のひび割れと沈下; 

建物への影響は、〈可能性は低い〉

 

 

cat willow 2013.9.3

今日午後2時に北秋田地域振興局道路課主幹と地質調査会社担当者がアトリエを訪れて、7月の調査結果を報告した。

 

 

大館橋南交差点

大館橋南交差点の停止線前の舗装のひび割れと沈下は、次のような原因が考えられる。

*交通量が非常に多く、バスなどの大型車の交通量が多い。

*信号による停車と発車が多い。

*傾斜地で発車時の負荷がかかる。

 

それの繰り返しで〈変状部分のアスファルト舗装〉に荷重がかかり、劣化と疲労によるひび割れが発生した。県道の地盤と擁壁には問題がないという。道路に面した建物への影響は、〈可能性は低い〉〈道路変状との関連性については現時点では判断できない〉

交差点の角、リヴァー・ポートとなりの旧釣具屋の建物については一言もない。主幹によれば、舗装の補修工事は来年春行なう予定である。

 

しかし、住民の危機感は消えない。機械装置で検査しなくていいのか ?大雨と洪水で悩まされたあと、新たな疑問が浮かんだ。

県道の地下には水道管が通っているが、リヴァー・ポート正面の北側の角に消火栓がある。当然そこに水道管の支線が県道を横切って来ている。停止線前の沈下は、水洩れが引き起こしているのではないか ?この消火栓は、80年代半ばには交差点の角近くにあったが、確か交通の邪魔になるという理由で旧食堂の現在の位置に移したいと要望されたので、仕方なく承諾した。

 

水洩れが発生していれば、大変なことである。検査してもらうために820日大館市水道課にメイルを送信した。しかし、回答がない。住民は冗談で騒いでるとでも思っているんじゃないか 

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

 

 List 9 自然 環境

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Updated 2014.9.21

 

市営向町アパート

建てかえ事業計画はPFI法違反

 

cat willow 2013.9.2

 

市営向町アパート

9月定例市議会に市営向町アパート建てかえ事業計画の7階建てに反対する請願書が提出された。理由は7階建てが北側の住宅街の日照権を奪うことである。7階建てになるという説明が6月の契約終了後まで住民に知らされなかったので、反対運動も突然だった。PFI事業の理念に照らし合わせれば、これは明らかに民主主義に反するプロセスである。

PFI法第4条の規定に基づき、国が策定した「民間資金等の活用による公共施設等の整備等に関する事業の実施に関する基本方針」は、前文でこう述べている。

 

民間資金等の活用による公共施設等の整備等に関する事業(以下「PFI事業」という。)は、公共性のある事業(公共性原則)を、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して(民間経営資源活用原則)、民間事業者の自主性と創意工夫を尊重することにより、効率的かつ効果的に実施するものであり(効率性原則特定事業の選定及び民間事業者の選定においては公平性が担保され(公平性原則特定事業の発案から終結に至る全過程を通じて透明性が確保されねばならない(透明性原則。さらに、PFI事業の実施に当たっては、各段階での評価決定についての客観性が求められ(客観主義)、公共施設等の管理者等と選定事業者との間の合意について、明文により、当事者の役割及び責任分担等の契約内容を明確にすることが必須であり(契約主義、事業を担う企業体の法人格上の独立性又は事業部門の区分経理上の独立性が確保されなければならない(独立主義)。

 

秋田県PFIガイドラインは、その5原則3主義に忠実である。HHJが下線を引いた原則と主義は、大館市営アパート建てかえ事業計画のプロセスが逸脱していると思われることだが、住民への通知にかぎれば、大館市は透明性原則と契約主義を正しく守っていない。あえて明文化を求めるのは、透明性が地方と国と国際社会の安全保障と人権の尊重にとって重要であるという現代的な認識から来ている。市営向町アパート建てかえ事業計画の7階建てがタイムリーに市民と市議会に公表されていないとしたら、日照権以前の問題で、事業計画を白紙にもどさなければならないだろう。契約書に明記されていなければ、なおさら明らかにPFI法違反である。

 

5原則3主義には、信頼という言葉がない。しかし、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律には〈公共工事に対する国民の信頼の確保とこれを請け負う建設業の健全な発達を図ることを目的とするとある。住民の不信の上にはどんな建設もありえない、と思うべきだ。

 

信用については、大館市の実施方針書にも記されている。

☆ D

長木川上流社会特派員 ダレナニ

 

 

▼ 解体費と請願書 ; 小畑的だましに対する極度の不信と疑心暗鬼

▼ 都市工学思想の欠陥

▼ なぜ街路に愛着がないのか?:

よそ者の市長を選んで、大館は駄目になった

 

▼ List 6 立法・行政・司法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Atelier Half and Half