その頃

フランクミルズの引き出し

フランクミルズを初めて聴いたのは、ご多分に漏れず「愛のオルゴール」が1979年に大ヒットした時だったと思う。もしかすると、日本語歌詞を付けたさこみちよの「潮騒のメロディ」をTBSラジオで先に聴いてしまった可能性があるが・・・。
1970年代〜80年代にかけては、ちょうどイージーリスニングというジャンルの音楽が注目を集め、流行曲が増えて行った時期。フランクミルズに続いて、若手ピアニストのリチャード・クレイダーマンとか、同じくピアニストのピエール・ポルトとか、パンフルートのザンフィルとか、色々なインストルメンタル・アーティストの楽曲が日本に上陸した。
しかし、この時期に共通する不運な出来事として、1980年代初めにレコードはCDへと切り替えを余儀なくされた。今までなら新しいレコードと並んで古いレコードもいつまでも売っていたが、CD化の流れは速く、店頭からレコードはいつの間にか消えていた。CD化されない作品は、入手困難になっていった。
商売になるものは商品化される。しかしそうでないものは、いつまでたってもCDにならない。フランクミルズは海の向こうで、音楽活動を続けているのかすらわからない状態。一部の作品のみがCD化される不完全な状態のままで、未だ入手できない楽曲も少なくない。ここでは、そんなフランクミルズのアルバムをレコード時代から振り返ってみることにする。

フランクミルズ(1979)「詩人と私(THE POET AND I)

詩人と私
  1. 街角のカフェ(FROM A SIDEWALK CAFE)
  2. シルバー・ブルームのテーマ(THEME FROM THE SILVER BROOM)
  3. 詩人と私(THE POET AND I)
  4. ラヴズ・ライク・ザット(LOVES LIKE THAT)
  5. ホエン・ユー・スマイル(WHEN YOU SMILE)

  6. スパニッシュ・コーヒー(SPANISH COFFEE)
  7. ユー・ドント・ラヴ・ノー・モア(YOU DON'T LOVE NO MORE)
  8. 古風なワルツ(VALSE CLASSIQUE)
  9. ヘネシーの島(HENNESSEY'S ISLAND)
  10. ブラックフット・カントリー(BLACKFOOT COUNTRY)
  11. 愛のオルゴール(MUSIC BOX DANCER)

フランク・ミルズが1979年に発表したファーストアルバム。世界的にヒットした「愛のオルゴール」を含むアルバムだが、表題曲は「詩人と私」。私はこの「詩人と私」の抒情的なメロディが気に入っている。ピアノとスキャットの掛け合いによる安心できるメロディ運び。本人も当初は「詩人と私」をシングルA面に選んだと聞いたことがある。また「スパニッシュ・コーヒー」もリズムのある好作品だと思う。
このアルバムには、なぜかボーカル付の作品も3曲(「ホエン・ユー・スマイル」「ユー・ドント・ラヴ・ノー・モア」「ヘネシーの島」)含まれており、まだ方向性が定まっていなかったのではないかと思ってしまう。
曲目、ジャケットデザインもそのままに、1997年にCDとして復刻された。
(CD:ポリドール 1997年)

フランクミルズ(1979)「夢見るピアニスト(SUNDAY MORNING SUITE)」

夢見るピアニスト
  1. 夢見るピアニスト(PETER PIPER)
  2. 楽しき仲間たち(MOST PEOPLE ARE NICE)
  3. 二人に愛を(WHEREVER YOU GO)
  4. メアリー、スコットランドの女王(MARY, QUEEN OF SCOTS)
  5. スキー・フィーバー(SKI FEVER)

  6. ピアノ・レッスンNo.5(PIANO LESSON #5)
  7. インターリュード(INTERLUDE)
  8. ミスター・トランペット・マンお先にどうぞ(AFTER YOU MISTER TRUMPET MAN)
  9. ロシア風バレー(BALLET RUSSE)
  10. ブギーを踊ろう、ママ(MAMA, WON'T YOU BOOGIE WITH ME?)
  11. サンデー・モーニング組曲(SUNDAY MORNING SUITE)

フランクミルズの2枚目のアルバム。「愛のオルゴール」に続いて「夢見るピアニスト」がヒットし、これをメインに据えたアルバムだが、原題は「サンデー・モーニング組曲」をタイトル曲としている。
「メアリー、スコットランドの女王」の美しい旋律がこのアルバムの魅力。(なぜか映画「蒲田行進曲」の挿入曲としても使われていた曲) その一方で、「ピアノ・レッスンNo.5」「ミスター・トランペット・マンお先にどうぞ」などユーモアあふれた曲があるのもフランクミルズの多様な才能を物語る。
CD黎明期の1983年に日本でCDが発売されたが、間もなく廃盤。下に紹介したCDに入っていない3曲(8〜10トラック)をCDで聴くのは困難な状態が続いている。
(CD:ポリドール 1983年)

フランクミルズ(2007)「SUNDAY MORNING SUITE」

夢見るピアニスト
  1. サンデー・モーニング組曲(SUNDAY MORNING SUITE)
  2. 夢見るピアニスト(PETER PIPER)
  3. 楽しき仲間たち(MOST PEOPLE ARE NICE)
  4. 二人に愛を(WHEREVER YOU GO)
  5. オン・ザ・ムーヴ(ON THE MOVE)※
  6. リフレクションズ(REFLECTIONS)※
  7. ピアノ・レッスンNo.5(PIANO LESSON #5)
  8. メアリー、スコットランドの女王(MARY, QUEEN OF SCOTS)
  9. インターリュード(INTERLUDE)
  10. ハッピー・ソング(THE HAPPY SONG)※
  11. スキー・フィーバー(SKI FEVER)

輸入盤CD。上で紹介したLP「夢見るピアニスト」と同じジャケットデザインで同じ原題なので、それのCD化かと思いきや、微妙に異なる。
原盤から3曲(「ミスター・トランペット・マンお先にどうぞ」「ロシア風バレー」「ブギーを踊ろう、ママ」)が抜け、次のアルバム「ハッピー・ソング」から3曲(「オン・ザ・ムーヴ」「リフレクションズ」「ハッピーソング」)が加わっている(曲目に※印)。
なお、日本では2013年に「ベストセレクション」というCDが発売されたようだが、それもこのCDと同じ選曲で、3曲は漏れたまま。(フランクミルズの引き出し2を見てもらえば分かるが、どうやらこちらの方が原盤に近い内容のようだ)
(CD:カナダEMI 2007年)

フランクミルズ(1980)「ハッピーソング」

ハッピーソング
  1. 暴風雨警報(STORM WARNING)※
  2. オン・ザ・ムーヴ(ON THE MOVE)※
  3. リフレクションズ(REFLECTIONS)※
  4. ウィッシュ・アイ・ワーンド・アローン(WISH I WEREN'T ALONE)
  5. ハッピー・ソング(THE HAPPY SONG)※
  6. 401・ウェスト(401 WEST)※
  7. 子供の歌(A CHILDREN'S SONG)
  8. ドゥードゥル・バッグ(DOODLE BUG)
  9. Cスケールのバラード(BALLAD ON A C SCALE)
  10. ザ・カントリー・パイパー(THE COUNTRY PIPER)
  11. ブレーカウェイ(BREAKAWAY)※

「愛のオルゴール」「夢見るピアニスト」のヒットに気を良くしてか、同じように可愛いピアノ曲の「ハッピーソング」を発表。それをメインにしたLPが1980年に発売された。レコードジャケットはフランクミルズ本人。美男子の若手ピアニスト、リチャードクレイダーマンに対抗したわけでもなかろうが。
このアルバムは日本ではCD化されていない。輸入盤の話も聞かない。1980年という時期の悪さが災いしたか。
上の曲目に※印をつけた曲は、後のセレクト盤等でCD化されている(アレンジが変わっている場合もあり)。その一方で、※のない曲はCD化はされていないようだ。
「ウィッシュ・アイ・ワーンド・アローン」と「子供の歌」の2曲はボーカル入り。
私はアップテンポな「ブレーカウェイ」がお気に入り。
(アナログ盤のみ)

フランクミルズ(1982)「ロマンスへの前奏曲」

ロマンスへの前奏曲
  1. ロマンスへの前奏曲(パートT)(PRELUDE TO ROMANCE)
  2. スマイル(SMILE)
  3. 想い出の9月(TRY TO REMEMBER)
  4. 帰り来ぬ青春(YESTERDAY WHEN I WAS YOUNG)
  5. ウイザウト・ユー(WITHOUT YOU)
  6. ア・スパニッシュ・ラヴ・ソング(A SPANISH LOVE SONG)※
  7. アンティシペイション(ANTICIPATION)※

  8. ロマンスへの前奏曲(パートU)(PRELUDE TO ROMANCE)
  9. 悲しみのクラウン(SEND IN THE CLOWNS)
  10. 愛の喜び(PLAISIR D'AMOUR)※
  11. セプテンバー・ソング(SEPTEMBER SONG)
  12. ムーラン・ルージュの唄(MOULIN ROUGE)
  13. サムホエア・ア・チャイルド・イズ・スリーピング(SOMEWHERE A CHILD IS SLEEPING)※
  14. ロマンスへの前奏曲(PRELUDE TO ROMANCE)※

1982年発売のアルバムは、オリジナル曲だけでなく、他アーティストの既発表作品のアレンジものも加えた構成となった。多くのイージーリスニングの奏者はそれで成り立っているので、フランクミルズだからと言ってそれが許されないわけではない。オリジナル曲はタイトル曲の3曲に加え、6,7,13トラックの合計6曲。
やはりこのアルバムもCD化されていない模様。
上の曲目に※印をつけた曲は、後のセレクト盤等でCD化されている(アレンジが変わっている場合もあり)。
(CD:カナダEMI 年号不詳)

フランクミルズ(1982)「恋人たちのロンド」

恋人たちのロンド
  1. 恋人たちのロンド(Chickadee)
  2. ア・マインド・オブ・ハー・オウン(A Mind Of Her Own)
  3. アー・ユー・スティル・ラヴィング・ミー(Are You Still Loving Me?)
  4. ヒーズ・オールライト(He's Alright)
  5. ロンド・イン・アメリカ(Rondo In America)

  6. ア・クラシカル・ロック(A Classical Rock)
  7. ア・ソング・フォー・アンドロメダ(A Song For Andromeda)
  8. ピアノ・ロック・バンド・オーケストラのための協奏曲第1番(Concerto No.1 For Piano Rock Band And Orchestra)
    • 1)アンダンテ(Adante)
    • 2)アダージョ(Adagio)
    • 3)アレグロ(Allegro)

引き続き1982年のアルバム。「恋人たちのロンド」というタイトルだが、やはりこれも国内ではCD化されなかった。
アルバムタイトルや曲目からの先入観もあるが、クラシック的な雰囲気が漂うアルバム。
「ア・クラシカル・ロック」はアルバム「ハッピーソング」に入っていた「ブレーカウェイ」の題名を変えたもの。
「ア・ソング・フォー・アンドロメダ」は以前の「メアリー、スコットランドの女王」とも似た美しい旋律とオーケストラ演奏がぴか一。アルバム最終曲の「アレグロ」もいい。
このCDは、カナダで発売されたもの。CD化された年は不明。ブックレットには最後の3部作の題名が分割されてしまっており、全10トラックなのに12トラック分の記載があるなど、本家発売とは思えないミスもある。
(CD:カナダEMI 年号不詳)

フランクミルズ(1983)「冬の祭典 ア・スペシャル・クリスマス」

Traveler
  1. ファンファーレ/ジョイ・トゥ・ザ・ワールド(Fanfare/Joy To The World)
  2. グッド・キング・ウェンセスラス(Good King Wenceslas)
  3. オー・リトル・タウン・オブ・ベツレヘム(Oh Little Town Of Bethlehem)
  4. ホワット・チャイルド・イズ・ディス(What Child Is This?)
  5. オー・ホリー・ナイト(Oh Holy Night)
  6. ゴッド・レスト・イ・メリー・ジェントルマン(God Rest Ye Merry Gentleman)
  7. オー・カム・オール・イー・フェイスフル(Oh Come All Ye Faithful)

  8. カテドラル・ベルズ・アー・リンギング(Cathedral Bells Are Ringing)
  9. イッツ・ケイム・アポン・ア・ミッドナイト・クリア(It Came Upon A Midnight Clear)
  10. オー・クリスマス・トゥリー(Oh Cristmas Tree)
  11. ザ・ファースト・ノエル(The First Noel)
  12. ウィー・スリー・キングス(We Three Kings)
  13. サイレント・ナイト(Silent Night)
  14. ハーク! ザ・ヘラルド・エンジェル・シング(Hark The Hearld Angels Sing)

クリスマスアルバムで、原盤が1983年発売なので、このLPも同じ年だと推察。
邦題がみんな英語のカタカナ読みになっているところが面白い。クリスマスのスタンダード曲の「諸人こぞりて」「もみの木」「聖しこの夜」などが入っているが、これではわからない。
結局、日本ではこのレコードが出てはいるが、CDになった形跡はなく、廃盤になった輸入盤を手に入れるしかない模様。
(CD:カナダ 1983)

フランクミルズ(1985)「Traveler」

Traveler
  1. Rocky Mountain Sunrise
  2. The Traveler ※
  3. Mariachi Festival
  4. A Song For Haruko
  5. Just Foolin' Around

  6. The Street Of Tel Aviv
  7. Rose Island Days ※
  8. One Vienna Night ※
  9. Sadness Is Goodbye
  10. Moving On ※

1985年に発売されていたというアルバム。日本で発売されたかどうかは不明。曲目などは、フランクミルズの公式サイトの販売CDの説明書きなどから転記した。※印は1998年発売のベスト盤(これもカナダからの輸入盤だが)に入っているため、CDで聴ける4曲。それ以外は、多分このアルバムの輸入盤を入手しないと聴けないと思われる。
(CD:カナダ 1985)

フランク・ミルズ(1986)「愛の情景(TRANSITIONS)」

愛の情景
  1. 心の町(HEART OF THE CITY)
  2. 早春の海辺(SEASCAPES)
  3. ニュー・イングランドのスケッチ(SKETCHES OF NEW ENGLAND)
  4. 一人ぼっちのダンサー(SHADOWS OF THE DANCER)
  5. 悲しい瞳(SIGNS OF CONFLICT)

  6. ダイヤモンドの贈り物(DIAMOND IN THE ROUGH)
  7. アイランド・ホッピング(ISLAND HOPPING)
  8. 愛の誓い(LET'S NOT LEAVE THIS WAY)
  9. 嵐の中の恋(STORM WARNING)
  10. 涙のラストテーマ(TRANSITIONS AND TRIUMPHS)

「愛のオルゴール」などの可愛いピアノ曲のヒットから10年も経っていない時期の作品でありながら、このアルバムの雰囲気は、それらのヒット曲とは全く異なっている。静かで暗い。そして、シンセサイザーを多用しており、以前のアコースティックで楽しい演奏を期待していた人は、完全に裏切られる。
のっけからドラマの始まりを予感させる「心の町」、かつての「スパニッシュコーヒー」を連想させる格好いい「ニューイングランドのスケッチ」、決意を秘めた旅立ちを連想させる「涙のラストテーマ」がいい。
なお、「嵐の中の恋」は邦題は異なるがアルバム「ハッピーソング」に入っていた「暴風警報」のリメイク。原題は同じ。
(CD:日本 東芝EMI 1986年)

フランクミルズ(1987)「OVER 60 MINUTES WITH...FRANK MILLS」

OVER 60 MINUTES WITH
  1. 愛のオルゴール(Music Box Dancer)
  2. 嵐の中の恋(Storm Warning)
  3. 詩人と私(The Poet And I)
  4. サンデー・モーニング組曲(Sunday Morning Suite)
  5. 夢見るピアニスト(Peter Piper)
  6. ピアノ・レッスンNo.5(Piano Lesson #5)
  7. スキー・フィーバー(Ski Fever)
  8. ア・スパニッシュ・ラヴ・ソング(A Spanish Love Song)
  9. ロマンスへの前奏曲(Prelude To Romance)
  10. ロンド・イン・アメリカ(Rondo In America)
  11. ア・クラシカル・ロック(A Classical Rock)
  12. ピアノのための協奏曲第1番(Concerto No.1 For Piano)
  13. The Traveler
  14. Rose Island Days
  15. One Vienna Night
  16. Moving On

輸入盤のベスト盤CDで、1979〜85年までに発売されたアルバムからポピュラーな楽曲をセレクトして16曲を集めたもの。日本で入手の難しいアルバム「ロマンスへの前奏曲」から2曲、アルバム「恋人たちのロンド」から3曲、アルバム「TRAVELER」から4曲が入っているのは有難い。
(CD:カナダEMI 1987年)

フランクミルズ(1993)「Homeward」

Homeward
  1. THE LAND THAT I CALL HOME (part 1)
  2. FAIR AND TENDER LADIES
  3. スカイ・ボート・ソング(SKYE BOAT SONG)
  4. REMINISCING WITH YOU
  5. アメイジング・グレイス(AMAZING GRACE)
  6. 家路(COMING HOME)
  7. マギー、若き日の歌を(WHEN YOU AND I WERE YOUNG, MAGGIE)
  8. WITH SOMEONE LIKE YOU
  9. THE LAND THAT I CALL HOME (part 2)
  10. ダニー・ボーイ(DANNY BOY)
  11. モーンの山(THE MOUNTAINS OF MOURNE)
  12. MERY'S SONG
  13. シェナンドー河(SHENANDOAH)
  14. THE LAND THAT I CALL HOME (part 3)
  15. THE ROAD TO HOME
  16. NOW IS THE HOUR

1993年にカナダでデジタル録音された新アルバム。「家路につく」ことをテーマにした選曲で、オリジナル曲でないものでも、このテーマに基づく曲が含まれている。
ブックレットによると、オリジナル曲は「THE LAND THAT I CALL HOME」の3部作と、「MARY'S SONG」「THE ROAD TO HOME」「REMINISCING WITH YOU」の合わせて6曲らしい。
このアルバムの中では、「FAIR AND TENDER LADIES」「MERY'S SONG」がいい。
輸入盤で、2000年頃に渋谷のタワーレコードで購入した。まだネットオークションも一般的でなかったから、こういうものが手に入るのは有難かった。日本盤はいまだに出ていない。
(CD:カナダMacola Recoad 1993年)

フランクミルズ(1993)「Best of Frank Mills Happy Music」

Happy Music
  1. 愛のオルゴール(Music Box Dancer)
  2. (邦題不明)(Frank's Rag)
  3. 早春の海辺(Seascapes)
  4. 恋人たちのロンド(Chickadee)
  5. ロマンスへの前奏曲(Prelude to Romance)
  6. 夢見るピアニスト(Peter Piper)
  7. スキー・フィーバー(Ski Fever)
  8. ピアノ・レッスンNo.5(Piano Lesson No.5)
  9. 詩人と私(The Poet And I)
  10. ハッピーソング(Happy Song)
  11. サンデー・モーニング組曲(Sunday Morning Suite)
  12. ラヴミー、ラヴミー、ラヴ(Love Me, Love Me, Love)

カナダで発売されたベスト盤の輸入CD。ベスト盤とはいうものの、新たにデジタルレコーディングしたもので、比較的原曲に忠実ではあるが、よく聞くと違和感を覚える曲もある。
トランペットが弱い「スキーフィーバー」、スキャットが弱い「詩人と私」、バックコーラスが聞こえない「愛のオルゴール」など。大体において、アーティストのセルフカバーというのは、原曲を上回ることがないような気がする。
(CD:カナダMacola Recoad 1993年)

フランクミルズ(1997)「Canada」

Canada
  1. Farewell to Nova Scotia
  2. Red River Valley
  3. I'se The B'y / Alouette (medley)
  4. Peter Amberly
  5. Four Strong Winds
  6. Jack Was Every Inch A Sailor / Donkey Riding (Medley)
  7. Canadian Sunset
  8. Tillsonburg
  9. Ode To Newfoundland
  10. Squid Jiggin' Grounds
  11. Blue Canadian Rockies
  12. If You Could Read My Mind
  13. The French Song
  14. O Canada

1997年の新録音で、カナダに関連する民族音楽などを集めてフランクミルズが演奏したということらしい。このアルバムを聴きながら、カナダを旅した気分になれるということだろうか。CDジャケットにも「ピアノとオーケストラによる60分のカナダ旅行」というような文言がある。
もともと日本には馴染みのない曲が多く、日本で発売されることは当面なさそうだ。これも輸入盤。
(CD:カナダMBD 1997年)

フランクミルズ(2000)「Music Box Dancer」

Music Box Dancer
  1. 愛のオルゴール(music box dancer)
  2. スパニッシュ・コーヒー(spanish coffee)
  3. ユー・ドント・ラヴ・ノー・モア(you don't love no more)
  4. 古風なワルツ(valse classique)
  5. ヘネシーの島(hennessy's island)
  6. ブラック・フット・カントリー(blackfoot country)
  7. 街角のカフェ(from a sidewalk cafe)
  8. シルバーブルームのテーマ(theme from the silver broom)
  9. 詩人と私(the poet and i)
  10. ラヴズ・ライク・ザット(love's like that)
  11. ホエン・ユー・スマイル(when you smile)
  12. (邦題不明)(frank's rag)
  13. ハッピー・ソング(happy song)
  14. 恋人たちのロンド(chickadee)

2000年にイギリスのリッチモンド・レコーズというレーベルから発売された輸入CDで、題名の通り11曲目まではファースト・アルバムの曲を並べ替えただけ。最後の3曲の選出基準は不明だが、初期フランクミルズの特徴ある楽しげなメロディを集めたといったところか。1993年のセレクト盤にもあった「frank's rag」の初出は不明。
またこのCDのブックレットにはかなり細かいフランクミルズのバイオグラフィとディスコグラフィが掲載されている。(フランクミルズの引き出し2 参照)ディスコグラフィは、日本での発売年やアルバム曲とは異なるようで、詳細は不明だが、面白い資料。
(CD:英Richmond Records 2000年)

フランク・ミルズ(2002)THE VERY BEST of FRANK MILLS

THE VERY BEST of FRANK MILLS
  1. 愛のオルゴール(MUSIC BOX DANCER)
  2. 詩人と私(THE POET AND I)
  3. ロンド・イン・アメリカ(RONDO IN AMERICA)
  4. アー・ユー・スティル・ラヴィング・ミー(ARE YOU STILL LOVING ME?)
  5. ア・ソング・フォー・アンドロメダ(A SONG FOR ANDROMEDA)
  6. ブレーカウェイ(BREAKAWAY)
  7. 401 ウェスト(401 WEST)
  8. (邦題不明)(ONE SUMMER DAY)
  9. ラヴミー・ラヴミー・ラヴ(LOVE ME, LOVE ME, LOVE)
  10. ア・マインド・オブ・ハー・オウン(A MIND OF HER OWN)
  11. 愛の喜び(PLAISIR D'AMOUR)
  12. (邦題不明)(SOMEWHERE A CHILD IS SLEEPING)
  13. ロマンスへの前奏曲(PRELUDE TO ROMANCE)
  14. オン・ザ・ムーヴ(ON THE MOVE)
  15. (邦題不明)(MY LITTLE LOVE)
  16. (邦題不明)(WIND SONG)
  17. 夢見るピアニスト(THE PETER PIPER THEME)
  18. ア・スパニッシュ・ラヴ・ソング(A SPANISH LOVE SONG)
  19. (邦題不明)(ANTICIPATION)
  20. MARY'S SONG

青文字=このCDが日本では初出と思われる楽曲

これもイギリスのリッチモンド・レコーズというレーベルから発売された輸入CDで、20曲も入っているベスト盤。ジャケット写真がアルバム「ハッピーソング」の拡大写真なので、似た内容かと思いきや、全く関係ないベスト盤。
このCDのすごいところは、日本でCDはもちろん、レコードとしても発売されていない楽曲を含んでいる点。ブックレットにあるディスコグラフィ(2000年盤と同じもの)(フランクミルズの引き出し2 参照)を見ると、どうやら初期の楽曲の中には日本のアルバムに漏れたものも多いようだ。「401 WEST」はアルバム「ハッピーソング」のものとはアレンジが異なるが、どちらが新しいのかは不明。私はこのアルバムのピアノ中心の演奏のほうが物悲しさが増していて好きだが、もしかするとセルフカバーなのかもしれない。「WIND SONG」は日本的雰囲気が漂う落ち着いた曲だが、盛り上がりの部分で予想をちょっと下回る終わり方が気になる曲。
(CD:英Richmond Records 2002年)

ディスコグラフィ(シングル)

  • 1979 愛のオルゴール/詩人と私
  • 1980 夢見るピアニスト/インターリュード
  • 1980 スパニッシュ・コーヒー/ラブミー、ラブミー、ラブ
  • 1981 ハッピー・ソング/オン・ザ・ムーヴ
  • 1982 街角のカフェ/スキーフィーバー

岩手県のバス“その頃”



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