開運橋とんでも鑑定談


バス趣味の主要な柱の一つに「譲受車の前歴を調べる」という分野がある。
都会に住む人は、自分が見たり乗ったりしたバスが、全国のどんな場所でどのようなカラーで活躍しているのかを調べる。地方に住む人は、自分の住む場所で活躍するバスが、どこから来たのかを調べる。それが難しかったり、意外に簡単だったり、誰よりも先に自分が解明したり、自分より先に誰かが解明してしまったり、そんなスリリングな体験につながっている。
しかし、その解明手法は、他人の粗を探すかのごとく、下品極まりない(と言う人もいる)。ネット情報がない時代には、現物を目の前にして、消しきれなかった痕跡をつぶさに探し出すという、地味でありながら不審感あふれる行動が必要だった。
“その頃”の私も、目の前を走る岩手県交通のバスを眺めながら、日々そんな興味にそそられていた。
ここでは、そんな鑑定を人知れずやっていた当時を思い出しながら、困難だった案件を鑑定できた瞬間を、もったいぶってレポートすることにしよう。
(当時の画像が少ないので、≪イメージ≫と書いた画像は、無関係の画像をそれらしく加工したもので、真実とは異なる表現がある場合があります)

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80s岩手県のバス“その頃”